「ゼン殿下
馬車の用意が整いました」

「ああ」

「では道中よろしく頼む ハルカ候」

「はっ」

侯爵は先に馬車に乗った

「オビしっかりやれよ」

「ええ」

そしてイザナも見送りに来た

「兄上!」

「気にするな ただの見送りだ」

白雪とイザナは目を合わせる
そして、白雪が頭を下げた

「ではゼン王子 木々さん ミツヒデさん言ってまいります」

「ああ!」


タンバルン行きの馬車が出発した

「クラリネスとタンバルンはクラリネスの造船にタンバルンの質のいい木を多く使っている事もそのひとつだが
それぞれの国で発達してきた土地や技術知識を互いに有益として付き合いが続いている

とは言え互いの城の事情など干渉し合ってはいない
つまり私もそこまでは教えられん
タンバルンで何をするか何をしないかは自分の目で見て決める事だな」

「はい」

オビは途中で乗せられていた

「お前も聞け!」

「はっ!」

話さないってことは完全な嫌がらせではないかと白雪とオビは思っていた

ハルカ候は、2人にマナーを教えようとしたが固まった

「お前、どこでそのマナーを身につけた」

完成していた上に、美しくずっと見てられる程だった
それもそうだろう、何せ…_____。

「昔、母に教わりました。」

「オビは」

「私は…自然と」

そして最後、オビがやらかした