帰ろうとしてたものももう一度席に座る
白雪とオビはアイコンタクトしていたが、どうしたらいいかわからない

「あ、あの…ハル」

白雪が口を開いた時、ハルカ候は2人に頭を下げた

「ど、どうして」

突然のことで、戸惑いが隠せない

「大変申し訳ありませんでした
知らないとは言え、失礼なことを何度もしておりました」

オビはあちゃーと思い上を向いた

「ハルカ候爵…頭を上げてください
私はここでは何の位もない宮廷付き薬剤師見習いです。
侯爵は、私に謝る必要などありません。
隠していて大変申し訳ございません。」

白雪は頭を下げた、オビもだ。

「全てをお聞きしても?」

「はい、私はラテール国の第一王女ユキと申します
2人兄弟でして、兄である第一王子は3年前この世を去りました。
ですので私が次期国王であります

私が白雪と名乗っている理由ですが、一国に立ち止まるよりも自国を出て、学びに出かけることで国のより良い発展になると信じ一から様々なことを学んでいます

オビは私の側近です、ゼンどのに出会うまでは近くで誰にも見つからないように護ってくれてましたがラジどのに愛妾にされそうになり逃げました。
そこでゼンどのに出会い、城だったためオビが自然に城に入れるようハルカ候爵を利用してしまいました、申し訳ありません」

「別にいい……だが、危険にあったらどうするつもりです
他国で王族を名乗らなければ、防げた事故が起きるかもしれない」

「もしそうなっても問題ありません
訴えることはしないよう陛下に言っていますし、継ぐものはそうなった場合は…選挙をすることになっております。
私が継ぐことも国民の賛成の元ですが」

「イザナ殿下、ゼン殿下はご存知ないようですが話しておくべきではないでしょうか」

「既にイザナどのは知っています
以前から親しくしてもらっていたので、事情を説明しています
甘やかすなともお願いしています」

「イザナ殿下はユキ王女に甘々だからねー あれはシスコンだよ」

「私も兄様好きだよ」

「に、にいさまですか」

「私、イザナどのを兄として慕っていまして…幼い頃に初めてお会いしたのもありますが。
兄様と呼ばせてもらってます」

「そうですか…明日も早いので詳しいことは城に戻ってからイザナ殿下と共に話しましょう
ゼン殿下には黙っておいたほうが?」

「はい。兄様が黙っとくほうが面白いと」

こうして、ハルカ候に白雪のことがバレたのである