
ラジは何かを手に持って戻ってきた
上質な紙に書いてある城内マップ
ラジは白雪に渡す
「客人用の城内案内だ
どこが見たい」
「私が決めていいんですか?」
「別に構わぬ」
「そうですね…え*****…
!ではここが見たいです」
「そこか…?
壁を琥珀で装飾した部屋や風鈴の回廊などとあるが?」
お気に入りであり自慢な場所なんだろう
「はい できましたら」
「まあいいが…」
「失礼
行かれるのはよろしいですが陰から見物されているようですよ」
「どっどこからだ!?」
白雪は驚いてないようだ
「あちらとか 向こうとか」
オビが視線を向けると見ていた者はさっと姿を消す
「そういえば…今朝白雪どのと歩いていた時もどうも兵らの固まりが多い気がしていたが…」
「あ…多かったんですね」
「あれも見物か…!」
ラジは何かを閃く
「よい事を思いついた こっちだ」
そして入った場所は地下
「地下通路への入り口だ
普段は使わぬがここなら誰もおらぬし目的地へも通じている」
「なんだか迷いそうですね」
「内部をよく知らぬ者が入ると少々厄介ではあるな」
「ラジ王子は大丈夫なんですか…?」
「失敬な!私は昔道を覚える為に何度か来ている!」
そして数十分歩くが
「ここ先程も通りましたが…
王子もしかして迷…」
「違う!!」