翌日もまた、3人は書庫にいた

「……白雪どの」

先程からウズウズしていたラジはやっと白雪に声をかける
汗をかいており、緊張してるようにみえる

「何か?」

「先日きみが言っていた
私たちの関係を変えたいという事について
ずっと考えておったのだが」

「はい」

白雪は驚きながらも返事をする

「そもそも私と白雪どのの関係と葉なんだ?」

「な何…と訊かれると……」

「よくわからんであろう?
わからんがな、私はこのタンバルンの王子が私で良かったときみに言わせてやりたいのだ
今、言えるか?」

白雪は驚き過ぎて口を開き目を大きく開ける
そして言葉にも出来なかった
そんな白雪の様子にラジは青ざめた

「まあいい 今私が持っているものでは足りぬのだろう
ならば得るしかないではないか」

「ではこの次____
この次この国に来た時に城下の人たちがラジ王子のことを誇らしそうに話してるのを楽しみにしています」

ラジは驚きつつも少しうれしく思えた

「あ相手が増えているぞ」

「王子…」

そして裏では

「ユジナ聞いたでしょう?」

「うん」

「白雪さんは帰さずに兄様の側に置くべきだわ」

「あの人はだめですよ 姫君」

「あれ オビ?」

「なぜ?兄様のところに迎えられるよりいいお話でもあるのかしら?」

オビは誇らしげな表情をしていた

「!!お前たちまたか!何をしているのだ」

「まあ、兄様いらしたの?」

「い いつのまに?」

「ついさっきですよ」

オビと白雪はいい表情で話してる
それをみたロナは、2人が両思いだと勘違い
何を思ったのか、ロナは白雪をオビのほうに押す

「わっ!?」

突然のことに白雪はバランスを崩し、倒れかける
オビは白雪を支える

「まあ!ごめんなさい足がもつれてしまって」

「い いえ?
ありがとう オビ」

「いえいえお嬢さん」

ラジは怒りの顔をみせ、双子ふたりに怒る

「何をしに来たのか知らんがお前たちは戻れ!」

「言われずとも戻ります!」

「全く」

「なかなか手強いかもしれないわ」

「僕あの人怖いなあ」

ユジナはオビの姿を思い浮かべる

「しっかりしてちょうだいユジナ!」