王城開放日

「増員組も持ち場につけ!今日は人が多いしっかりな」

「了解!」

早速、ゼンは衛兵のところに顔をだす

「頼んだぞ」

「殿っ...!」「ゼン殿下!」「はっ!お任せを」

ゼンは空をみながら呟く
「今日は賑やかになるな」

白雪は仕事中
歩いていると開放エリアがみえた

「おーー向こうすごい賑やか
なんかいつもと違う場所みたいだ」

すると見張りしている衛兵の会話が聞こえる

「へぇ?今日?」
「そう ゼン殿下が__」

ゼンの話題をしていた

「ゼン殿下といえばさ
この間訓練後 側近のミツヒデどのと一試合やったらしいぞ」

「ほんとか?なんだ見たかったなー」

(ゼン達の話し...同じ城にいるとはいえ今頃どうしているかわからないなぁ)

白雪は先に進もうとするが、楽しむ人々が多く足が止まる

(“私”のことを知ってる人もいるかもしれない、、下がろう)

と方向を変えようとしたとき、後ろから

「そっちは開放中で人が多いですよ、白雪どの」

「え、ゼ」

突然、声を掛けられ手を引っ張られる
誰かわかっていることで白雪は手を払おうとしない
すると、突然立ち止まり仮面をとった

「ゼン…!」

「タンバルンから戻って以来だな
すぐわかったか?」

「声でわかるけど…何で衛兵の格好?」

「時間が空いたから見張りしながら見て回ってる
城内の仕事ぶりとか、市民の様子とかな
同時に見られる機会はそうない」

「なるほど、ゼンらしいね」

ゼンは白雪に微笑みかけた
白雪は戸惑うも微笑み返す