彼女を見かけた
何とタイミングの悪いことだ
彼女はヒロ…則ちスコッチを捜している
それがベルモットに………組織に気づかれるとまずい
だが、それでも俺は動揺してしまったのだ
彼女は普段よりとてもお洒落な格好をしており、とても自然で優しく笑っている先には男がいた
あれだけ美しい彼女だ
彼氏がいても不思議ではない
ただ…ヒロはどうなる?
どういうことなんだ…
それに俺は…降谷零は親友の恋仲だった日野美沙に惚れている。
ヒロと付き合っているのは衝撃ではあったが、でも今はフリーなんだと思ってしまった自分がいた
すると、ベルモットが彼女に気付いてしまった
「ふーん……あなたにしては大人しい子ね」
「はい…?」
気をつけようと思っていったのに
俺は……。
「私が気が付かないとでも?
じっと彼女のこと見てるじゃない」
「はぁ……」
「バーボンに一目惚れねぇ〜」
異論はない
今ではないが、一目惚れしたのは確かだ
「でも、釣り合わないわね
彼女は純白…あなたは漆黒」
「…真逆だこそあうかもしれませんよ?」
「へぇー?…たった今一目惚れしたのに」
「彼女…ポアロの常連客ですから
一目惚れしたのは今ではなく、もう少し前です」
何故、俺はベルモットにそんなこと話してる
「そ。…あら?彼女どこかで……」
確かに彼女は純白。
比べ俺は……漆黒…。
潜入とはいえ、何度も…何度も…………。
ベルモットの話は聞いてなかった