友人と過ごす彼女

彼女たちしかいない店内
僕は、食器を拭きながら彼女の話しに耳を傾けていた

「もうあれから12年も経つんだね」

「早いね…皆に出会って10年超えてるね」

「皆、変わったようで変わってないよ」

「また同窓会したいわね…全員集まったのは2年前だからね」

「えっ?そうだっけ?…挟間さんの結婚式全員来なかった?」

「何人か来れてないよ、桃花」

「皆、忙しいからね…ってかそろそろじゃない?千葉夫婦の子ども」

「そうね!楽しみだな〜2人の子ども」

「私も子育てしたいな…」

「メグも桃花も絶対いいママになれるでしょ」

全員同級生だろう。
ということは、皆27歳か?
となるとこういう話は集まればするんだろうな

「あ、安室さん
4人分のケーキお願いします」

「かしこまりました」

彼女が飲み物以外を注文するのは初めてじゃないだろうか…

「いつも毛利さんが美味しそうに食べてるの見てたから気になってたのよ」

「毛利さんって確か探偵よね?」

「うん、そうだよ」

「彼のこと依頼した?」

「うん、したよ……今捜してもらってる」

彼女は僕を見て微笑んだ

「でもさ、よく3年我慢出来たね」

「えー?出来るでしょ
危ない仕事をしてるとは思うけど、仕方なしにやってるんだよ
仕事を誇りに思ってるはず。
だからきっと、潜入。私も捨て駒だったんじゃないかな」

彼女は何か知っているのだろうか
ヒロが_____いや、通称黒の組織に潜入捜査してると勘付くほどの鋭さがありなから彼の最後をわからないのか?

「捨て駒ねぇ…こんな美女を捨て駒にするなんて彼モテないわね」

そうだ…何でこんなにも美しい彼女を緑川としてお前は交際してたんだ
本気でいろよ…全てがバレたとき疑われるのは彼女だろう?
FBIみたく…。