赤羽くんは成長していた

はじめはお皿を落としそうでハラハラしていたけど、今では4つは1度に持てるほどに

接客対応も満点をあげたいぐらい、いい笑顔でサービス精神にあふれている

「マスター」

赤羽くんが違うお客さんを対応してるときにマスターをよび、小声で喋る

「赤羽くんにカフェオレ淹れてもらうこと出来る?」

「小川さん、随分赤羽くんを気に入ってるね
もちろんいいよ」

「ありがとう。彼を見てると母性本能がくすぐられるの」

ほんと、不思議ね

「あ、赤羽くん小川の注文」

「はい!お待たせしました」

「赤羽くんのカフェオレをください」

彼は驚いた顔をしたあと、マスターをみた

「さぁ、赤羽くんやってみよ」

マスターが丁寧に赤羽くんに教えてる

「お待たせしました カフェオレです」

「ありがとう」

ゆっくり、口に運ぶ

「美味しい」

「ほんとですか?!ありがとうございます!」

私はついつい頬が緩む
だめね、このままだと何かがあったとき関わりがあるマスターと紘…が


殺される

私はこの店に通うことをやめた
怪しまれないように少しずつ少しずつ…