インターハイ予選開幕
「(外が固められた今、非の打ち所がない。
去年までが可愛く見えるわね!!)」
私は焦るリコ先輩を一瞬みる
「よーし、じゃあ帰る…」
小金井先輩がそう言おうとした瞬間…
「帰るなぁあ!!」
と叫びながら席をたとうとした小金井先輩と日向先輩を叩くリコ先輩
「今日はもう1試合あんのよ!バカか、バカなのか!!」
「冗談だよ…暗いムードだったからさ。」
そう言う日向先輩と真逆の男が1人居た
期待を裏切らない
「え?」
トーナメントを見て驚く火神君
「やっぱバカか、バ火神が!!ちゃんと表見とけ!!」
「予選4回戦と最終日は2試合ずつで17時から5回戦。」
「でも改めて考えると、1日2試合って無茶だよな。時間空くって言っても疲れは残るし…。」
「準決勝、決勝も1日でやるのか…!?ってことは」
なにかに気づく日向先輩。
視線をリコ先輩に向けかなり焦った表情で頷くリコ先輩
「?ああ、最終日はおそらく準決勝は正邦、決勝は秀徳ですね。」
「そう、北と東の王者と2連戦なのよ。」
その事実に顎か外れそうなくらい口を開けて驚く全員。
「流石にこれは弱音吐きそうだぞ!?」
「ウチはベンチも人数いないし…。」
みんなが弱音を吐く中、1人笑っている火神君
「1日2試合って、両方強いなら願ったり叶ったりじゃねーか。」
「いや、流石にそれはないって火神!!
黒子も何か言ってやってよ!」
「スミマセン…ボクもちょっとワクワクしちゃってるんですけど。」
「はぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
予想してなかったのかテツくんの発言に目を丸くする福田
「はぁ?黒子オマエ火神菌伝染した?」
「なんだよ火神菌って!!」
「それは嫌です。」
「なんか否定もむかつくぞ黒子…。」
「でも、逆境って…ちょっと燃えません?」
テツくんのその言葉に笑う火神君や日向先輩たち
「ハッ!」
「いいこと言うじゃん」
「それでこそ、テツくんね」
「黒子君のその考え好きよ」
重かった空気が一気に軽くなる。
「もう1度気を引き締め直して、5回戦勝つわよ!!」
リコ先輩の言葉に全員が元気よく答えた。
5回戦 対 白稜高校
1日2試合はやはりハードだったが、これも火神君の活躍で準決勝進出。