インターハイ予選開幕

準決勝・決勝当日
控え室は重い重い空気が流れていた。

「全員、ちょっと清いすぎ!!だから元気が出るように御褒美考えたわ!」

部員を元気づけようと必死のリコ先輩

「次の試合に勝ったら、みんなのほっぺにちゅーしてあげる!」

全員が顔を引きつる。
全員の反応に元気だったリコ先輩も一気に暗くなる

「馬鹿野郎!義理でもそこは喜べよ!!」

フォローするように日向先輩が言うが逆効果。

「義理ってなによ!」

「では、私はMVPにだけ唇にしましょう」

人差し指1本を少し曲げ唇におき、妖艶な笑みを浮かべる。
全員が口を開けたま赤面する

「ちょっと何でみづきには顔を赤くするのよ!!私もドキッとしたけど…」

「冗談です」
 
「シャキっとしろ!去年の借り返すんだろうが!!
1年分利子ついてえらい額になってるぞ!!」

涙目で訴えるリコの頭を撫でる日向

「おっしゃ!行く前に1つ言っとく。
試合始まればすぐに体感するけど1年はちゃんと腹括っとけよ!
正邦は強いぶっちゃけ…。
去年の借り大敗でオレらバスケ嫌いになって辞めそうになった。」

その事実に、1年全員が目を見開く。

「暗くなんなって、立ち直ったし元気だしむしろ喜んでるんだよ。
去年とは絶対同じになんねぇ。
それだけは確信できるくらい強くなった自信があるしな。
あとは勝つだけだ、行くぞ!!」

「「おう!!」」

日向先輩の言葉に全員が答え闘志を燃やす


NOside
その試合会場に向かう途中ケータイでおは朝占いを見る金髪の少年。

「…何見てんだ?」

笠松が黄瀬に尋ねた。

「今朝のおは朝っス。」

「随分と勤勉になったなオイ、前はサボってばっかだったのに。」

「いや…ウチの練習ちょっとロードワークやりすぎ…」

「調子のんなシバくぞ!!」

そう言い、黄瀬を蹴飛ばす。

「オマエおは朝なんていつも見てんのかよ?」

「姉ちゃんたちは見てるっスけど、オレは今日だけっス。この結果いいと緑間っちもいいんス。」

「あぁ、帝光の。んで、何座?」

「蟹座っス!ちなみに黒子っちは水瓶座…。」

「そこまで聞いてねぇよ!」

またしても蹴り飛ばす。
お構い無しでおは朝占いは今日の占いの結果を伝える

「1位は蟹座 おめでとう文句無し!
…最下位は残念水瓶座です。今日は大人しく…」

「げ…。」

「なんだよ?」

「最悪っス。」