VS秀徳高校
コートではテツくんの再登場に燃える高尾和成がいた
「やっと出てきたかよ(だが…前半同様、それ以上に見えてるぜ。)」
火神の頭が冷え、周りを見れるようになり試合は順調に進む…火神の足を除いては。
「みづきに1発やられて頭は冷えたか…
(みづきを殴ったのをみて怒りを覚えないわけない)
だがオマエの体力は残り僅かなのだよ。
もう、オマエにオレのシュートは止められない。」
ボールは緑間に渡り、シュートモーションに移る
「確かにもう、足はポンコツ寸前だ。(けどまだ、完全に打ち止めじゃねーよ!!)」
それは遡ることインターバル
「黒子の新しいパス?」
日向先輩の質問に首を横に振る
「いえ。」
「そしたら何で、今まで…」
「取れる人が限られるんです。今なら火神君が取れるかもしれません…。
でもパスが火神君だけでは最後まで持ちません。
やはり高尾君のマークを外し通常のパスも必要になります。」
「けどもう行けんじゃね?オレの目もつられそうだし…」
高尾対策は立ったようだ、残る問題は…
「火神あと何回跳べる?」
「跳ぶ…?」
「緑間を止めたあのスーパージャンプのこと。」
「あれは天性のバネを使うから消耗が尋常じゃないの。加えて火神はまだ体が出来上がってない…
1試合に使える回数は限られてるって気づいてるわよね?」
「そんなもん跳べる…何回でも」
「強がりとかいーから…」
リコ先輩が読み取る目で火神の足の能力値を測る。
「良くて2回ね。筋力値から推測するとこれが限界ね。
もし2回跳んだ後はコートに立ってるだけで精一杯だと思うわ。」
「2回でどうやって緑間を止めれば…」
「1回は勝負所で使いなさい。
そして、もう1回は第4Q最初のシュートを引っぱたきなさい!」
リコ先輩の言葉通り、最初のシュートをたたき落とす。
「な…!?(まだ跳べたのか…だが体力のほとんどカラなのは確かだ…
コイツ最後まで保たせる気がないのか!?)」
伊月先輩のゲームメイク、日向先輩の3Pで秀徳の背中は目の前に。