勉強会

過去のテストをもち歩く私たち

「ったく…いつも急に何なんだあのカントクは。」

「中間テスト全部持って来いって…多分。」

中間テストを持ってくるよう言い、集合させたリコ先輩の元には先輩たちは揃っていた
そしてリコ先輩は全員が揃ったことを確認し

「明後日の実力テストだけど…確かに成績には関係ないわ。けど…ウチの学校は1学年約300人、その順位がハッキリ出るのよ。」

「そして…下位100名には来週土曜に補習。これが問題なんだよ。
次の土曜は…決勝リーグだろ?」

日向先輩とリコ先輩の言葉に1年たちの顔色が変わる。

「つーわけで!中間の結果で危ないと判断したら今夜からカントクの家で勉強合宿た!」

なぜか淡い期待を抱く1年たち全員にハリセンを御見舞するリコ先輩

「勉強だからね?
言っとくけど…補習で試合に出れんかもしれん馬鹿にウフフな展開なんてあると思うなよ。」

鬼の血相に事の重大さを受け止めざるえない。
順に中間の結果を見ていき…残るはテツくんと火神と私

決勝リーグに不可欠にして1番予想出来ないメンバーのテスト結果
ぶっちゃけ、バスケ部の未来がかかっていると言えるだろう
まず、見たのはテツくんのテスト

「国語が81、日本史が63、英語が55…」

国語以外が平均点であるがとりあえず大丈夫と判断。

その次に私


「国語が90、日本史は94!?、英語が100…!!」

全てが90点以上。何も問題はない

「あんた、何でこんなに高得点なの!」

「中3のときに高校の範囲まで教わっていました」

なにせ、大学生が解くような問題も出てくるテストだったんだ
あそこで50以内に入っていれば、ランクを落とした高校の中間テストなんて簡単だ
全て100点じゃないことが甘かった

そして…最後に残ったのは火神

「櫻、黒子…オマエらそんなに頭よかったのか?」

その言葉に全員の顔が青ざめる。

「はぁ…」

テスト全6教科の合計点数が72点。
その場の空気が凍った…。