勉強会
私はストックの補充に外に出てた
テーピング、スポーツドリンクの素、、
籠にいれて買い物を済ます
スポーツショップを出て、学校に戻ろうとすると
店に入ってきた青色のジャージが目に入る
「あ、、」
あちらも私に気づく
「私のこと覚えてくれてるんですね、笠松主将」
笠松主将は頭をかく
「黄瀬に胸ぐらつかむやつ忘れられねぇよ」
ああ、なるほど
確かに海常高校を前に色々とやらかしてるわ
「わざわざ都内のスポーツショップまで来られるんですね」
「ああ、俺が使ってるバッシュがここにしかなくてな」
さすが、強豪校の主将
こだわっている
「あ、邪魔してすみません
それでは、また試合で」
「あ…」
私は瞬きをする
何かを言おうとしてるんだろうけど、言葉が上手く出ないようだ
「す、少し話したいことがあるんだが…」
「カントクに聞いてみますね」
今日は練習再開初日だが、試合形式はしないし私はとくにいらない
問題はないだろう…
カントクに電話をし許可をもらう
なんなら、何か弱点でも見つけてきなさいと
……話だけでどうやって見つけるんだ
カントクに連絡してる間にバッシュを買い終えた笠松主将に声をかける
「大丈夫です。どこ行きますか?」
「あーー、じゃあ」
と指をさしたのはすぐそばの公園だ
先に自動販売機でドリンクを買いベンチに座る
「それで私に話とは?」
「ああ、、お前は帝光中だったのか?」
「ええ、そうです。」
「黄瀬に言った『私を失望させないで』が気になっていてだな…」
「……笠松主将は、去年の全中の決勝戦をご存知ですか?」
「去年の全中?…帝光が圧勝だったとしか」
「そうですか…私はあの日、バスケを嫌いになりました。キセキのバスケを」
全中の決勝戦のことを笠松主将に伝えると彼は目を手で覆ってた
「あいつ、、そんなバカげたことを」
「私たちが試合したあの日、黄瀬にはまだ努力など馬鹿馬鹿しい、連携などいらない俺だけで勝てる……口にしなくともわかりました。
だから、もうワンマンプレイなどやるな、、と伝えたかったんです」
私が目を閉じれば、髪がボサボサになりそうなほど強風がふいた
「ですが、私は安心しました。
黄瀬には、海常にはどこの学校にも負けない素敵な先輩がいる。
それに、試合が終わったとき泣いた。
私にとって噛みしめるほどの幸せです」
笠松主将は、どう思っているのだろうか
黄瀬を。