勉強会

ふと、頭に温もりを感じた
同時に頭が揺れる

「か、笠松主将?」

「黄瀬は俺の後輩だ、あいつをバスケ選手に教育するぜ」

ニッと歯をみせて笑った笠松主将に私はクスリと笑顔を溢した

「私に負けず、黄瀬は先輩に恵まれましたね…
リョウ君のことお願いします。」

笠松主将は頭を優しくトントンする
私は目を細めた

「……笠松主将って女性嫌いじゃありませんでした?」

「……知ってたのか」

「ええ、まあ」

「…お前はなぜか平気だな」

うん…?
笠松主将は立ち上がったので私も立つ

「部活中悪かったな…」

「とんでもないです。黄瀬が何かやらかしたら連絡ください
殴りに行きます」

「ブハッ…ああ
あと、主将はいらねぇ」

「へ……あ、笠松先輩?」

流れで連絡先を交換し
私は学校へと戻った

「おかえり」

「ただいま戻りました!リコ先輩」

「で、収穫は?」

「……ありません」