桃井さつき

場面は戻り、朝練を終えた誠凛メンバーは…

「じゃあ、学校で昼食その後1時から午後練ね!」

プールから上がり、全員が着替え終わっていた。

「じゃあ、テツ君とも話できたし私帰りますね。」

さつきの笑顔にデレデレの誠凛メンバー。

「もーいいから…そーゆーノリ!」

リコ先輩のイライラはいまだに治まってなさそうだ。

「桃井さん。」

帰ろうとした彼女を呼び止めたテツ君

「約束します。青峰君に勝つと…」

「…うん」

その言葉に微笑み返した。

「さつき、抱え込まず話してよ」

「うん!」

noside
その数分後…

「あれ?何ださつきじゃん。何でいんだこんなとこ。」

「ちょ…!?それはコッチのセリフよ!今日練習でしょ!?」

桃井さつきの目の前に現れたのは“キセキの世代” 青峰大輝

「あー火神ってのと会ってきた。」

「行くなって散々言ったでしょ!?彼の足はまだ…」

「っせーな。つか悲しいのはオレの方だぜ?
少しはこれから楽しめるかと思ったのにガッツ萎えたぜ…このまま練習フケる…はぁ〜ダリ〜…」

「ちょ…」

「足の分差し引いてもありゃねーわテツの目も曇ったんだぜ。火神じゃテツの力を全て引き出せねぇ。」


そして火神大我は

『オマエの光は淡すぎる』
青峰の言葉は重たくのしかかる。

「(…負けた1on1で負けたのは別に初めてじゃねぇ。
黄瀬と初めて会ったときも似たようなことはあった…けどこんな感覚は初めてだ…

勝てる気が…しねぇ…)」


火神の心に暗雲が立ち込めていた。