仮入部卒業
「(ハハッ…ヤベー。
ウズウズしてジッとしてらんねー。
公式戦じゃなくてもいいから早く戦いてぇ…。)」
あの試合から、“キセキの世代”の存在も知り
更に燃える火神君を私は見つめていた
時は過ぎ、昼休みの2年生の校舎
「試合?オマエはまだ出れねーぞ?」
「…は?」
日向先輩のクラスを尋ね、その言葉を聞いた火神君は一気に方向転換してその隣のクラスへと向かっていた
「櫻はどうしたんだ?」
「私は相田先輩に呼ばれました…そしたら前に火神君が」
「そうか、リコなら隣のクラスだ」
「ありがとうございます」
相田先輩のクラスに入ると先輩は、スマホを触っていた
「やっぱり、コイツは伸びると思ったのよ〜♪
育てるってホントいいわぁ〜。」
バンッと大きな音を立てて教室の扉が開かれ、
火神君は相田先輩に向かい、
「カントク!!本入部届けくれ!!!」
と叫んだ。
私は後ろからひょっこり顔を出す
「な、なんなの!?アンタも!?」
「アンタも…?」
「黒子君も同じこと言いに来たのよ。
全く2人揃ってどれだけせっかちよ
このワンパクども!!」
顔に怒りの表情を浮かべつつも、一呼吸おき
「まぁ、即戦力だし。
ベンチに空きはあるから大歓迎よ!」
そう言い、火神君に本入部届けを渡す。
「これで試合出れんだな!」
「あー、ちょい待ち!
ただし、受け付けるのは月曜日朝8時40分の屋上でね」
「月曜の…屋上?」
相田先輩の謎の言葉にハテナマークを浮かべなから廊下にでた火神君。
私は相田先輩の机の前まで向かう
「相田先輩、お疲れ様です」
「待ってたわ!これ、本入部届ね
あなたは直ぐにでも入ってほしいんだけどどうかな?」
「よろしくお願い致します」
「その言葉を待ってたわ!私のことはリコでいいわよ」
「はい、リコ先輩」
私はその場で届を書き、リコ先輩が預かるとのことなので渡した
しかし、月曜日に何するんだろう?
その時間って朝礼間近よね、、?