黄瀬涼太

noside
あの日から無事に入部した1年生は6人。
部室で着替えている途中で、日向がある物を見つけた。

「これって…黒子が帝光にいた頃の号じゃん!」

ページをめくっていくと
キセキの世代1人1人の特集が組まれているが、、

「黒子のはないな…」

黒子を探したのになかったため
残念そうな2年土田聡史。

「6人目だったのに取材来なかったのか?」

そう、伊月が黒子に尋ねると

「来たけど…忘れられました。」

黒子の言葉に全員が納得する。
影が薄すぎるせいで忘れられたのだ。
何とも残念な性質である

体育館に移動し、柔軟しているところに
鼻歌を歌いながらスキップしてリコが
職員室から帰ってきた。

「…やべーな。」

その姿を見るなり、2年生全員の顔が青ざめる。

「ど、どうしたんですか?」

みづきが心配になり聞いてみると…

「カントクがスキップしてるということは…
今度の練習試合相手…相当強いということだ。」

リコは全員を集合させ、
次の練習試合についての話を切り出す。

「で、どこと組んだんだ?」

日向がリコに聞くと、リコは満面の笑みで

「“キセキの世代”がいるところと組んじゃった」

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」」

“キセキの世代”その単語に全員が驚く。


「おー!さすが新設校!!校舎が綺麗っスね」

校舎の中庭に謎の人影。
ふと、外を見たリコが不思議に思う。

「何…あの人だかり…。」

しかもその人影は周りに女の子をたくさん連れている。

その人だかりには目もくれず部員は練習を始めていた。

「(キセキの世代…1人目は誰だろうか)」