始まり

選考試合の日

私は雷門中にきてる

私は今、26歳で雷門中に就職が決まった

養護教諭としてだ。


挨拶に来た帰り道、選考試合がやっていて観てると久遠さんにあった

「久し振りだな、彩」

「お久しぶりです。久遠さん」

私の兄の元監督で、私にサッカーを教えてくれた人物。

「お前のことは、本部から聞いてる」

「そうですか!よろしくお願いします。」

「ああ。」

「わたし、久遠さんとまたサッカーが出来て嬉しいです」

久遠さんに微笑み、雷門中を後にした

私は戦術サポーターとしてイナズマジャパンの一員になる
他のチームにも戦術サポーターはいてる

FFIが開催されるまでに何度も会議が行われてた

私はフットボールフロンティアインターナショナル(FFI)の協会委員

協会委員がそれぞれのチームに戦術サポーターとして派遣される

まあ、戦術サポーターと言ってるけど
仕事はいろいろある

選手の栄養管理から始まり、親御さんへの連絡、試合の手配、選手の相談相手、それから試合の作戦を決めるのも私だ

まだまだあるが……まあ、大変だ

開催が就職決まってからでよかった…
まぁ、卒業課題は残ってるんだけど

頑張って栄養管理士の資格とっといてよかったよ…あれは勉強大変だったな…


それでもやるのはサッカーが好きだから。