始めまして

そして、選考試合の翌日。
私は早めに雷門にきて準備をしていた。

部屋割りを掲示板に貼り
それから、約束事も貼る

ー約束事ー

一、監督には必ず従うこと!
チームのことを思っての言動です。

二、時間厳守!
遅刻は認めません!
遅刻した場合は、その日の練習はさせません

三、マネへの感謝を忘れずに!
試合に勝てるのはマネージャーのおかげです
感謝を忘れないこと!

四、マナー、ルールを守ること!
常識なことはここには載せませんが、基本的なマナー、ルールは守ること!

五、チームを信頼すること!


あなたたちの言動によっては、約束事が増えます。
            ー以上ー


時計を見れば、そろそろ集合時間だ

まだ言ってないからは関係ない
遅刻したら代表の自覚がないってこと

iPadを持ち、門の前に立つ
早速、選手の到着

「おはようございます。」

「おはよう、鬼道くん」

鬼道くんのページを開け、出席の印を入れる

「あのあなたは?」

「全員が揃ってから説明します。
掲示板に部屋割りが貼ってあるので荷物を置いたらグラウンドでアップを始めておくように」

「はい」

次々と、選手が来る

最後は

虎丸「すいません!」

「間に合ってるから大丈夫よ
あなたの事情は知ってる。でも、15分以上の遅刻は認めません。
あなたの家から走れば10分で来れる
これでも甘いはずよ?」

「ありがとうございます!」

宇都宮くんは走って合宿所に入る

「ありがとうございます…か…」

久遠さんと冬花ちゃんが一緒に来た


「おはようございます。彩さん」

「おはよう。久遠さんもおはようございます。
遅刻者、欠席者は1人もいません。」

「そうか、わかった。
お前のことを選手に話す」

「はい。」


久遠さんについていく。


「戦術サポーターを紹介する」

「日本代表の戦術サポーター、如月彩です。
FFIの協会委員が戦術サポーターになることになってます。
よろしくね?イナズマジャパンの皆」

「はいっ!」

「私からは掲示板は常にチェックしておくこと
お知らせはそこの貼ります。
掲示板は皆見たよね?」

皆が頷く

「運動部は声を出すことが大事よ!」

「はいっ!」

「じゃあ、久遠さん
私は中にいます」

「ああ、午後からだったな?」

「ええ、午後から練習を見ます
マネージャーは、ついてきて」

「はいっ!」

「冬花ちゃんにはもう説明してるし、1人はここにいたほうがいいと思うから
待っといてもらってもいいかな?」

「はい、大丈夫です。」

「じゃあ、1人じゃ大変だと思うけど少しの間、よろしくね」

「はいっ!」

マネにはここのことを説明する

食事は私が基本、用意するけど
たまに手伝ってくれると嬉しいこと

キッチンを自由に使ってもいいけど、一声は欲しいこと
栄養管理してるから、選手に食べてもらう場合食べていいものが決まってるから

マネには基本、ドリンクの用意やアイシングをしてもらいたいこと
でも、ドリンクは今までと作り方違うと思うから今から教えます

マネもチームの一員、私には貴方たちもサポートする立場
他の国に負けない、マネージャーにするつもりだから覚悟しとくこと
少しずつ、やること増やしていくからね

それと、マネのことだけでなく家のことでも何でも相談すること
進路のことでもいいわ

何でもよ 無理にとは言わないけどね


「ok?」

「はいっ!」

「じゃあ、ドリンク作ろうか
今日と明日までは、傍で見てるけど
明後日以降は自分たちでやってね」

「わかりました!」

「あっそうだ、練習以外の時は世間話しにきてくれてもいいからね?」

「いいんですか?

「いいよ。」

「行きます!」

「うん、おいで
今は関係ない話なしよ」

ドリンクを作り終えると、次は昼食の下ごしらえを始める

マネには練習に戻ってもらう

「さあ、頑張らないと!」

私には役目がたくさんある