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「………」

いつの間にか寝てしまっていたようだ。
昨日の事を思い出そうとしても空を飛んでいる間、ぽつぽつと話をしていた事までしか覚えていない。
井戸を通った事を覚えていない…
もしかして一緒に通って…ここまで運んできた…?

「………あ、学校!」

時計を見ればいつもの起きる時間。
制服に着替えて下に降りる。

「おはよう、さくら。ちゃんと起きてよかったわ。」
「おはよう、昨日…私どうしてた?」
「それがねぇ、犬夜叉くんより大きな人が、寝てるあなたを抱っこしてたの。」
(やっぱり寝てたんだ…)

母さんに昨日の話を詳しく聞いてみた。
すると、殺生丸は玄関をノックして、部屋まで運んでくれたらしい。
人間の勝手なんて分からなかっただろうに…

「あの人が殺生丸さん?」
「うん、そう。一応犬夜叉のお兄ちゃんみたいだよ。」
「そうね、確かに似てたわ。」
「そんなに似てる…?」
「えぇ、兄弟揃って不器用なのね。」


「おはよー、久しぶり!」
「わぁー!久しぶりー!」
「さくらやっと来てくれた!」
「今週末はもうテストだよ!!」
「やっぱり?!」
「かごめはー?」
「多分かごめもそろそろ来るよ。」
「よかったー!」

休み時間を使って休んでた間の穴埋めをする。
すっかり私とかごめは病弱人認定されていた。
まぁ…真実を言ったって信じてもらえないだろうしなぁ…

家に帰るとかごめも帰ってきてた。
姉妹なのに全然顔を合わせないものだから、とても久々に顔を見た気がする。
今日の分のノートをかごめが写している間、お互いに旅の報告をしあう。

「かごめはさ…犬夜叉といつまで旅を続けるの?」
「いつまで、か〜…そうだな〜…四魂の欠片を集め終わってもしてたいな…」
「いいね…犬夜叉とうまくいってるんだね。」
「さくらは?いつまで着いていくの?」
「私…?……私も奈落を倒した後も着いていきたいなぁ…」
「でも…学校生活も送らないといけないものね。」
「そうなんだよね…そこで悩むんだよね〜…」

いっそ、ずっと戦国時代にいられる環境だったならば…