11

何が何だか分からないまま、私までも戦国時代へ行くことになってしまった。

「あ……あの…私はここで待ってても良いかな?」
「あ?来ねぇのかよ。」
「だってかごめとは違うし……」
「はぁ……この先に村がある。そこまで連れてってやるからそこで待ってろ。」
「ほ、本当?じゃあそこで待ってるね。」

言う通り、本当に村があった。
その村のある小屋に入れられ、そこで待っている様にと言われた。

いつの間にか眠っていたらしく、かごめが起こしてくれた。

「……あれ?終わったの…?」
「うん、でも今日はこのままここに泊まりましょ。」
「その娘はかごめの知り合いか?」
「あー私の双子の妹のさくらよ。」
「さくらか…」
「この人は楓お婆ちゃん。この村の巫女様なんだって。」
「へぇ…ってもしかしてこの小屋…」
「わしの家じゃが構わんよ。お前さんも500年後から来たんじゃろ。ゆっくりせい。」

何だか本当にタイムスリップしてるみたいで、服がそれをまざまざと感じさせられる。
出されたご飯は美味しく、布団もなかなか寝やすかった。


朝になるとかごめは自転車を取りに戻ってしまった。
井戸の前で待っていると本当に自転車を持ってきてそれを引き上げるのを手伝う。
かごめの自転車の後ろに乗り、犬夜叉の元へと向かった。

「あ、いた。」

自転車から降りると、かごめは救急箱を持ってきていて、リュックの中を見るといろいろと持ってきていたみたいだ。


犬夜叉の知り合いというのみのお爺さん冥加爺ちゃんから楓お婆ちゃんの家で話を聞く。
どうやら犬夜叉のお父さんのお墓を探していて、そこには強ーい刀があるらしい。
そしてお父さんはとても強い化け犬で犬夜叉もその血が流れているという。

「へぇ、じゃあお母さんは?」
「母上様も大変お美しくっ……」

何故かお母さんの話をしようとした冥加爺ちゃんを潰してしまい、何処かへ行ってしまった。
お母さんの話を嫌がる犬夜叉が気になり、追いかけようと思ったのはかごめも一緒だったみたいで、一緒に追いかけた。