(殺生丸さま…)/若干キャラ振れ
ある日、殺生丸が急にお願いをしてきた。
「さくら…いつもお前は私を呼び捨てで呼んでいるな。」
「うん?いけなかった?」
「おぉ…!殺生丸様!ついにそこについて触れられるのですね?!」
邪見が目を輝かせているのを鬱陶しそうに押しのける。
「お前の前世は私の妹だったのは覚えておるな…?」
「それは覚えてるよ。せつにい…だっけ?そう呼んでたんでしょ?」
「あぁ…懐かしい響きだ。」
「つまり、殺生丸様!昔の様に呼んでほしいと?!」
また出てきた邪見を足で押しのける。
「私はお前の兄であったのだ…私の事を兄と呼べ……お前ならば許そう。」
「え………えぇ……えーと…」
「せ、せ、せ、殺生丸様!そんなご趣味があったのですか?!い、犬夜叉めでも一応あれの兄であるのに、内心はっ」
「黙れ…殺すぞ…」
「す"っ…す"み"ま"せ"ん"…」
邪見……犬夜叉はまた違うと思うよ?
でも……そんな趣味があったんだなぁ……
なんというか……苦笑いしか出ない。
「そうは言われてもなぁ…せつにいなんて恥ずかしいよ。」
(殺生丸さま楽しそう…)
「じゃ、じゃあ……殺兄ちゃん。」
「……………」
「いやいや!もう呼ばないからね?!」
「……………」
(殺生丸さま、ちょっと残念そう…)
「呼び捨てはだめ?やっぱり様付け?」
「……ご主人様…でもよいぞ。」
「あの…?酔ってらっしゃいます?」
「……」
「せ…殺生丸は殺生丸なんだから、変えないよ!?」
「あぁ…」
(殺生丸さま、ちょっと嬉しそう…)
(わしは何で怒られたんじゃ…それに何を見せられてるんじゃ…?あぁ…あんな楽しそうなお顔…わし、見たことない…!)