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「夜が明けたら、私はまた発つ…すぐに戻るから待っていろ。」

寝る前にそう言って、朝起きると本当にいなくなってた。
そんなに何度も何処に行ってるんだろう?
まぁ聞いたって教えてくれなさそうだけど。

「おはよう、さくら姉ちゃん!」
「ん…りん、おはよう。ね、水浴びしに行かない?」
「行くー!」

取り敢えず食べる物を探して、腹ごしらえしてから探しに行く。
なかなか覗かないといっても、恥ずかしくて出来ない水浴び。
いない間に、と思って昨日のうちに近くに川がないか聞いておいた。
確か、殺生丸が言うにはこっちだった筈…


「あ、あった!」
「わぁ〜!温泉だ〜!」

とても変な所にあるんだなぁ、と思いつつも服を脱いで入る。
そういえば、今日も邪見と一緒に行ってたなぁ。
邪見も大変そう、あんな小さな体で。
気に食わなかったら殺生丸に殴られ、蹴られ。
……ふふっ、帰ってきたら邪見も入れてあげよう。

「温泉って良いね!疲れが取れていく感じがする!」
「そうだねぇ……私も久しぶりに入ったけど…やっぱり良いね。」


暫く浸かっていたら、逆上せてきた。
リュックからタオル出さなきゃ。
あ、あった!さぁそろそろ上がろう……

「湯加減はどうだったか。さくら…」
「あぁ!殺生丸さまおかえりなさーい!」
「い………イヤァァァァァァ!!!!!」

思いっきりお湯を浴びせる。

「………何をする。」
「こここ、こっちのセリフよ!ど、ど、どっか行って!このっ変態!!」
「あらぁ………」
「……、………」

草影に隠れたのを確認してから、猛スピードで着替えた。
そして殺生丸の前に居直る。

「どういうお考えで?」
「……」

軽く説教してから、怒り気味にりんの手を引っ張って出発する。
後で気づいたけど、邪見の事忘れてたのは内緒。