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「あぁー!?」
「わぁー?!!ど、どうしたの?!」
「そろそろテスト期間に入るのではー?!」
「て、てすとぉ??」
「何かだいじな用事?」
「う、うん!やばい!帰らなきゃ…!」
新しい剣が手に入って良かったね、って旅の安全性が上がったことを喜んでいたのも束の間。
この前の三日月から満月を通り越して、また三日月。
ってことは、結構日にちが経ってる…
確か…期末試験があった気が……
「今から戻れば…あちらには早朝に戻れるが…」
「お、お願いします!」
「…………」
「急じゃの〜!」
「あ、でも…その形見のお守りで帰れないの?」
「うーん…なんて言うか…うまく家のことを思い浮かべないんだよね…」
「殺生丸さまのことは浮かぶのに?」
「うん…そう……んんん?!」
「そっかぁ…」
「いや…私……別に殺生丸のことなんて考えてないよ…?」
「うん…?じゃあ邪見さま?」
「違う……」
「じゃあ…りん?」
「うん、そう!」
「……戻るのであれば、行くぞ。」
「阿吽じゃダメ?」
いつも帰る時は朝かお昼に言ってたけれど、そういえば夜に言うのは初めてだ。
でも、明日の朝じゃちょっと不安を感じる。
「もう夜だ、阿吽で行くのなら口輪を外さねばならぬ…」
「危ないの?」
「………」
ずっと阿吽なのに…そんなに危ないのかなぁ…?
どうして、阿吽では駄目なのか、考えていると腕を引かれた。
「もうっ!お姉ちゃん分からないの?」
「えっ?な、何が?」
小声でりんに叱られた。
もしや、りんには分かって…私だけ分かってない…?!
「殺生丸さまは…さくら姉ちゃんと二人きりになりたいんだよ!」
「……………………へ…?」
「な、何じゃ?お主…気づかなかったのか…?!」
「えっ…?!」
そんな…どうして分からないんだ!って目で見られても…
殺生丸が……私と…?
「良いから、行ってきて!」
「くれぐれも殺生丸様に迷惑はかけんようにな!」
「あ…う、うん…」
「………」
「あ……井戸までお願い、します…」
「あぁ。」