犬には愛を!
「またたびって食べれるの?」
「うーん……食べれる…のかなぁ?」
「食っても美味かないぞ。あれは酒じゃからな。」
「えー!じゃあ猫を集めてお供にしよ〜!」
「えー!可愛い〜!さんせーい!」
たくさんの猫に囲まれる殺生丸とりん…
とてもモフモフでにゃんにゃんしてて大変可愛い…!
あ、私も猫と戯れたい…!
「………………」
「あ、山だ。匂いする?」
「……あぁ、あるな。」
「じゃあレッツゴー!」
「こりゃ!少しは大人しくせんと落ちてしまうぞ!」
林が開けた所に降りると、ある場所に指をさしていた。
ただの雑木林にしか見えない…
近づいて見るとツンとした匂いがした。
「これが…マタタビ?」
「あぁ…」
「ふしぎな匂いがするね〜」
「うーん…猫はこれが好きなのか〜…」
緑の葉が生い茂っている中、枝を一つ折る。
うーん…思っていたのと違う。
「あうん、食べるー?」
りんが試しに阿吽に餌付けしていたけれど、首を振っていた。
ぶちに持って帰ってあげようかな。
そう思って、密閉袋に2、3本入れた。
「……どうだ?」
「予想外な感じ。もっと甘い匂いがするのかと思ってたのに!」
「りんは猫を集めるよ〜」
「…では、参るか。」
「わざわざありがとうね。」
お礼を言うと、軽く頭を撫でられ、手を恋人繋ぎで握られた。
そのまま、いつもの様に歩き出した。
……殺生丸もちょっと焼きもちやいたのかな?
大丈夫、私は殺生丸が一番だよ。
気持ちをうまく伝えられなくたって、私は分かるよ。
甘えたな、大きなお犬のご機嫌を直してあげないとね。