「よっしゃー！海で遊ぼーぜ！」
「ダメでしょ！まぁ…そうね、たまには遊んでも良いわよね。」
「ビーチバレーしてみたいかも…」
「ビーチバレー…良いわね！やりましょ♪」
「なら、皆水着に着替えないとね。」
「その間に俺達で準備しときますねぇ～！」
長い船旅に少し疲れてきた一行は、ジャングルや山のある島に辿り着いた。
暫く海兵にも他の船にも合わなかった為、みんなは身体が訛って仕方がなく、遊ぶことになった。
「み…水着着るのは良いけどやっぱり恥ずかしい…」
「も～しょうがないわね…上、軽いのも買ったんだし、羽織りなさい。」
「そうね、そうしないとやきもち妬く人もいるものね。」
「～～…っ！そ、そんなことないよ！多分…」
ロビンにからかわれながらも着替え、外に出るとパラソルにネットの準備が終わっていた。
ルフィ達はもうボールで遊んでいる。
「お、良いんじゃねぇの？」
「そ…そう…かな……」
(ゾロっぽい水着選んで良かった…)
「ｱｧﾝ！なかなか水着を着ないサクラちゃんの水着姿も良いね～っ！」
「エロコックはナミんとこでも行ってろｯ!!」
「チーム分けはどーする？俺とチョッパーは審判するぜぇ。」
「混ざらなくていぃのかぁ？」
「オレ、見るのも好きなんだっ！」
「やりたくなったら、疲れた人と交代するから、言ってよね！じゃあジャンケンしましょ。」
話し合いなしのグーとパー分けをした結果
ルフィ、ナミ、ブルック、私
ゾロ、サンジ、ウソップ、ロビン
と分かれた、やばい。ルフィが味方とは心強い。
隊形はセンターにされた私の左にナミ、右にルフィ、後ろがブルックだ。
ナミはルフィのアタック狙いであとは補助という役割。
あちらはロビンがセンターで後ろにウソップを挟んでゾロとサンジ、となった。
ルフィのアタックを警戒しているみたいだ。
先手はロビンから。
浜辺の熱い戦いが始まった！