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一週間かけて活動日誌を書く、そして金曜日の昼休みに1年6組、花子ちゃんの教室に渡しに行く。







「キャーーーーー!!白濱先輩!!」





教室を覗き込みそう呼べば、何も言わずとも周りの女子たちが寄ってくる。

いや俺、花子ちゃんに用があるんだけど。

そう思いながら教室を見渡せば窓側に机を寄せて友達と話している花子ちゃんの姿。







「花子ちゃん」






名前を呼べば明らかに嫌そうな顔をしてこちらを見てくる。なんだよその顔ww

観念したかのように席から離れこっちに来る、うむ俺からそっちに行けそうにないから来てくれるのはありがたい。







『日誌ですね、ありがとうございます』






そう言って俺の手から日誌を受け取ればすぐ席に戻る花子ちゃん。そんなに俺と話したくないか。というよりはこの周りの女子たちと関わりたくないんだろうな。






「じゃあ俺教室戻るから、またね」






と取り巻きに声をかければ「ええ〜もぉ帰っちゃうんですかぁ〜」なんて甘い声出して。どこからそんな声が出るんだよ。







次会うのは、また二週間後か。



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