16. Listen with your heart, you will understand.


(信じた人なんだろう)


 恋人からしてみれば、青天の霹靂、というのが正しいだろう。現にぱちりと瞬くアクアマリンは驚いているように見えた。
 時は5月初め、世間一般で言うゴールデンウィークだ。久々に父から届いた手紙には、近々下船すること、会いにくるという内容が書いてあった。そしてどこから聞きつけたのか、噂の恋人に会わせてくれと言う旨も。
 いつものように朝店に訪れてくれた理鶯に手紙を見せる。
「ということなんです……理鶯さん、どうしましょう」
「父上への挨拶か、小官としても出来るだけ早いほうが良いと思っていた。願ってもないことだ、是非」
「な、なるほど……?理鶯さんがいいならOKです。お父さんうるさいかもしれないけれど、気にしなくて良いですからね」
 らしからぬ物言いだったのだろう、またアクアマリンが瞬いた。あ、と思ったがそのまま気にしないフリをする。世間の父と娘の距離感なんてこんなものだろう。
「ふふ、あぁ。楽しみだ。父上が会いにくるのはいつ頃だろうか?」
「それが実は今朝連絡があって、今日には来るらしいです。何でも急遽下船が早まったとかで」
「ふむ、それならば然るべき格好に着替えてくるべきだろう。少し待って頂けるだろうか、」
「あ、いえ!今日は私の顔を見にくるだけだと思うので、理鶯さんとの時間は改めて――」
 言いかけたその時だった。カランとドアベルが響いた先、扉に視線を向けると日焼けした腕が逞しい父が立っていた。
「お父さん!」
「名前、また美人になったなぁ!」
「ふふ、会う度それしか言わないじゃない」
 パタパタと駆け寄り荷物を受け取ろうとするが制される。代わりにどさどさと紙袋を渡された。見た目の割に軽いそれを見れば全国各地の銘菓のようで、相変わらずの姿に思わず笑ってしまった。
「わぁまた沢山……こんなに食べ切れないよ」
「あれだ、新しいバイトくんが来たんだろう、杏さんとも分けると良い。彼女確かお子さんがいただろう。あぁそれと――」「まって、一旦待ってお父さん」
 ふと、傍で静かに立っている理鶯が目に入って慌てて父を制す。漸く父も気づいたようで目をまんまるに見開いた。父も体格はいいが勿論理鶯には敵わない。
「これは気づかずすまなかった。お客さんがいたとは」
「いえ、こちらもご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。私、毒島メイソン理鶯と申します。御子女である名前さんとお付き合いをさせて頂いております」
 ついぞ聞いたことのない一人称にこちらも目を丸くしてしまう。親子揃って目を丸くする姿に理鶯が目を細めるのが分かった。
 父はハンチング帽を取って会釈したまま時が止まったかのように固まっていたが、我に返ったようで大きく息を吸い込んだ。
「そうか、そうか……!君があの!いやぁ私はこの目で見るまで信じるつもりはなかったんだが、本当に!」
「おと、お父さん落ち着いて」
「いいやこれが落ち着いていられるか!可愛い娘に初めてできた恋人だぞ、あ、いや初めては雪くんだったか?まぁいいさ、それよりどこでこんな二枚目捕まえてきたんだ。まったくお前も隅に置けないなぁ」
 サラッと地雷を踏み抜いていく父にヒヤヒヤしたが理鶯は人当たりの良さそうな笑みを浮かべたままだ。当の本人はというとガッハッハと豪快に笑っていて。良い気なものだ、名前はほっと胸を撫で下ろす心地だった。
「そうか、二人はどこで出会ったんだ?お仕事は何を?」これまた答えづらいことを!待ったをかけようとするものの横から大きな手で制される。理鶯だ。ふと見上げると先程とは打って変わって真剣な表情を浮かべていた。
「名前さんとは、知人の紹介で知り合いました。小官は、軍人です。先の中王区の体制崩壊を受け、軍の復興に尽力しております」
 一人称が戻った、なんて場違いなことを考える余裕はなかった。再び目を見開いた父がその雰囲気を尖らせるのを肌で感じ取ってしまったからだ。
「……名前。彼にWのことは話したのか」
「うん。お兄ちゃんのことも、お母さんのことも」
「そうか……」眼差しに剣呑さが増す。理鶯はただ真っ直ぐと父を見つめていた。
「すまないが席を外してくれないか。娘と話がしたい。軍人さんには聞かせられない内容だ」
「お父さん!」
 何て言い方を。咄嗟に講義の声を上げるものの、理鶯が直ぐに深々と一礼をしたことで言葉は飲み込まれる。失礼しますと迷いなくドアに向かい、彼は最後まで礼儀正しく去っていった。
 ふと父と目が合う。厳しさに満ちた表情だった。
「お父さん、あの、聞いて」
「何も再び失う道を選ばなくたっていいだろう!」初めて語気を荒げる姿を見た。固まっていると、がっしりと肩を両手で掴まれる。
「順当にいけば私が最初に亡くなるんだ。その時お前がもし一人取り残されたら?……あの青年が幾ら強かろうが優秀だろうが、人間死ぬ時は死ぬんだ。一番、分かっているだろう」
 絞り出した声音に、けれど気圧されることなく名前は真っ直ぐに父を見つめる。
「分かってるよ」
「いいや、分かってない」
「お父さん、ちゃんと話を聞いて。理鶯さんが軍人だと分かってから、私も何度も考えた」「分かってるの。いつかは一人になる可能性があるってこと。分かってるの……だけど、愛してしまったの」
 強く拳を握り込む。父もまた、苦しそうに表情を歪めていた。
「ねぇお父さん。もしお母さんが私を産んだ後すぐに死んでしまうって分かってても、お母さんを愛した?」
 それには答えず、ハンチングを深く被り直した父は踵を返す。ドアを出る直前、俯いた父は肩越しに低く投げかけた。
「彼の全てがダメだとは言わん。しかし……よく考え直してくれ」
 ドアベルの反響がやけに大きく聞こえる。父の想いが痛いほど伝わってくる言葉に、名前は暫く呆然と立ち尽くしていた。我に返ったのは、全身が温かな何かで包まれたから。
「名前」
 理鶯だ。いつの間にか背後に立っていた理鶯に後ろから抱きしめられている。安心感に思わず泣き出してしまいそうで。体の向きを変えてその逞しい胸元に頬を寄せる。
「理鶯さん」
「大丈夫だ。小官とてそう簡単に許してもらえるとは思っていない。……大丈夫だ」
 くしゃりと握りしめられた後ろ髪に強く頷く。今はただ、この体温に浸っていたかった。
 
 
 数日後、転機は訪れる。
 ポストに投函されていた見慣れない封筒に名前は首を傾げたが、直ぐにそれが父のものだと気づいて大慌てで封筒を開ける。そこには週末、理鶯と二人で実家に帰ってくるようにと記載があった。
 どういう風の吹き回しだろう。再び首を傾げつつも理鶯に連絡を入れたのは一昨日の話だ。
「……き、名前。どうした?」
「な、何でもないです。すみませんぼーっとしてて」
 いけない。思わず現実逃避しかけた脳内を無理やり引き戻す。
 久々の実家だ。理鶯がまさかスーツをかっちりと着込んでくるとは思わず急いでワンピースを引っ張り出してきたが、ヒールはもう少しあっても良かったかもしれない。いや、ここまで来たら同じことだ。ええいと意気込んでインターホンを押すと、聞き慣れた声が返ってきた。
「はい、笹原です」
「来たよ、お父さん」
「あぁ待ってろ、今開けるからな」
 飾り門をくぐりドアの前で待てば、ややあって解錠音が響く。そのままドアが空くと、見慣れない何かが飛び出してきて腰を抜かしかけた。
「きゃっ!?」
「!」
「あっこら!すまん、捕まえてくれ!」
 そこからの理鶯の動きは早かった。到底スーツを着ているとは思えない動きで素早く何かを捕獲する。毛玉かと思ったそれは、よく見ると子猫だっだ。白い毛並みに愛らしいブルーの瞳が印象的だ。理鶯にじゃれつこうと必死な姿に頬が緩むが、いかにも高級であろうスーツに傷をつけんばかりの勢いだ。父は慌てて理鶯に駆け寄り子猫を受け取った。
「いやぁ助かった。すまない、毛だらけになってしまったな」
「いえ、無事で何よりです。ご無沙汰しております」
「堅苦しくなくていいさ、立ち話もなんだから二人とも上がりなさい」
 あの子猫は一体。促されるままリビングに通されソファに腰掛ける。みゃうみゃうと鳴き続ける可愛らしい毛玉を片手であやす父は妙に堂に入っていた。
「お父さん、その猫さんは?」
「これか?昼過ぎに急遽友人に預かって欲しいと頼まれてな、さっき受け取ったところさ」
 じっと見つめているとこちらに気づいた子猫はひと鳴きしたかと思えば駆け寄ってきてゴロリとお腹を見せた。か、可愛い。思わず撫でると嬉しそうに喉が鳴る。
「その、今日は……」
 理鶯が珍しく言い淀んだ。呼び方を迷っているのだろう。助け舟を出そうとしたが父が理鶯に向き直るのを見て、開きかけた口を閉じた。
「挨拶が遅れたね。私は笹原出帆、知っての通り名前の父親だ」そこで一旦言葉を切った父は、深く頭を下げた。思いもよらない行動に流石の理鶯も瞳を丸くしている。「先日は大変失礼な言動を取った。本当にすまなかった」
「いや、どうか頭を上げてください」
 頭を上げた父は、理鶯を見て口元を緩ませた。「今日呼び立てたのは決して君を断ろうと思ったからじゃない。我々はまだ、互いを知らないだろう。判断をするには何事も材料が必要だ」
 吟味するような口ぶりだが、その目は楽しげだ。父の穏やかな雰囲気にようやく理鶯も肩の力が抜けたようだった。みゃう、と今度は理鶯の足元に子猫がじゃれつく。
「君の生い立ちから教えてくれ。あと、どうしてMTCのメンバーになったかも、ね」
 お父さん知ってたんだ。いや、初対面で気づかなかったのだから恐らく調べてくれていたのだろう。理鶯もそれが分かったのか、嬉しそうに頬を緩ませ、はい、と強く頷いた。
 
 思ったより打ち解けるのが早かった二人は、今は船の話で盛り上がっている。専門的すぎてついていけず子猫と遊んでいると、そうだ、と父がこちらに声をかけてきた。
「名前、お父さん久しぶりにお前のシチューが食べたいな」いつものリクエストだ。自然と笑みが溢れてしまった。
「いいよ。材料は?」
「買ってある、冷蔵庫にあるだろう」
 手伝おう、とすかさず立ち上がる理鶯はしかし父によって制された。「君を案内したい場所があるんだ。名前、任せて平気か?」
 父の意図を感じ取りにこりと微笑む。
「うん。どうぞごゆっくり」
 理鶯に大丈夫だと視線を送れば、優しく瞳を細められる。子猫が父にじゃれつこうとするのを止め、抱き上げた。今はこっちで一緒にいようね。


ーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
 彼についていくと着いたのはバルコニーだった。太平洋が一望できるその場所は日が傾いたことによりオレンジ色に染まっている。日没は間近だった。
 ウッドチェアに座った出帆は隣にあるもう一脚に座るよう促してくる。理鶯は一度会釈をして素直に腰をかけた。ギシ、とチェアが軋んだ音を切っ掛けに、出帆はゆっくりと口を開く。
「あの子はどうしても、優しい子だ。母がいない分できる限りの苦痛を取り除いてやりたかったが……何分この職じゃな、満足に隣にいてやることもできない」
 船乗りとしての誇りとは別の、後悔が滲む眼差しに理鶯は静かに頷いた。気持ちは痛いほど分かったからだ。
「Wを……あの子の兄を亡くしてからも、随分と寂しい思いをさせてしまった」
 だから、もうこれ以上悲しませたくはない。出帆の言わんとするところ、言外の思いは分かっている。しかしこちらも諦めるわけにはいかないのだ。あの日、星屑に囚われた日。愛を教えてくれた彼女を幸せにするのは己の使命だと、気付いてしまったその日から。
 ただ真っ直ぐに見つめる理鶯に、ふ、と出帆は表情を緩ませた。
「本気なんだな」
「はい。……いずれ名前さんを妻にしたいと思っています。勿論彼女の了承が得られれば、ですが」
「おいおい、気が早いだろう」
 出帆は苦笑と共に小さくため息をついた。次いで零された、逃すつもりなどないのだろう、という言葉に理鶯は内心で舌を巻く。伊達に長く生きているわけではないのだと改めて思い知らされたからだ。
「……これは、伴侶を亡くした船乗りからのアドバイスだ」理鶯が頷いたのを確認した出帆は、ゆっくりと口を開いた。「目一杯、愛してやってくれ。会えるのはこれが最後かもしれないということを忘れるな。決して後悔のないように」
 夕焼けが出帆を照らしている。眩しいほどの男の姿に、理鶯は強く目を瞬かせた後、力強く返事を返した。これは、誓いだ。
 理鶯の返事に出帆は満足そうに頷いた。と、階下から彼女の呼ぶ声が聞こえる。
「どうやらうちのお姫様がお待ちかねのようだ、いこうか」
 出帆に続いてバルコニーを後にする。ドアを閉める直前マジックアワーに彩られた空に視線を奪われたが、直ぐに漂ってきたミルクシチューの豊かな香りに腹の虫をくすぐられる。愛しい人の急かす声に、理鶯もまた男の後を追うのだった。
 
 
「ねぇ、どうして急に会ってくれる気になったの?」
 夕食後、お気に入りのバルコニーに来た名前はゆっくりと後を追ってきた父を振り向く。
 思いの外、食事は和やかだった。きっと、二人で話がついたのだろう。何を話したか理鶯に聞いても誤魔化されてしまったが、二人が笑顔ならそれでいい。
 鼻歌を歌いながらバルコニーの縁に腰掛けると、父もまた隣に腰掛けた。
「……母さんがな、夢に出てきたんだ」
 思ってもいなかった返答だった。ザザ、と少し遠くで波が打ち寄せる。
「昔皆で行った花畑さ。母さんは私の隣に座って、ただ微笑んでいた。目の前の原っぱで小さいWとお前が楽しそうに戯れててな。あぁ、幸せな光景だった」そういう父は本当に、本当に幸せそうな表情を浮かべている。あぁこの人は、今でもお母さんを愛しているんだ。そう気付いた瞬間、涙が頬を伝うのがわかった。父はそんな私を静かに見つめて。
「私は一度たりとも、お前の母さんを愛していないことなどなかったよ。小言だって愛しいもんさ」父の口から初めて聞く本心だった。続く枕詞に余計に涙腺が刺激されてしまうのだ。同じ運命だとしても、と。「また生まれ変わっても母さんと結婚したいし、お前たちを授かりたいと思っているよ」
 だから、きっとそういうもんなんだろう。そう続けた父は優しく私の頭に手を乗せた。大きく温かな掌。ゆっくりと撫でてくるその温度に、遠い昔の記憶が瞬く。お母さんだ。顔も覚えていないその人の優しい手が、今の父に重なってどうしようもなく涙が溢れてしまう。
「大丈夫さ。お前が、信じた人なんだろう」
 子供のような泣き声を上げてしまったのだろう。理鶯が心配そうにバルコニーに姿を現したのを見て後から後から涙が押し寄せて。その日は結局泣きやめなくて、大層二人を困らせたのは申し訳ないと思っている。
 ――泣き疲れて眠ってしまった頃、夢を見た。父と母、兄。振り返るとそこに最愛の人がいて。どこまでも幸福で温かな、夢だった。
 
 
 満面の笑みで体に合わないサイズの花束を持つ姿、身体中落書きだらけの姿。大泣きしているのは転んだのだろうか、ふくふくとした頬があどけなく、愛おしい。
 翌朝食事を終えた後、出帆がダンボールを抱えて戻ってきた。中から現れたのは大量のアルバムだ。恥ずかしがる名前を制し、理鶯は先程から熱心にアルバムを捲っていた。
「はは、可愛いもんだろう。まだあるぞ、そっちは小学校のでそっちは中学校のだ。大学のまでアルバムは揃えてあるからな」
「も、もうお父さん……!」
 鷹揚に向かいの棚を指す出帆に名前は慌てて声を上げるが、出帆の方は気にした風もなく理鶯を向いた。
「私の宝物だよ。欲しいだろう?」
「えぇ、可能であるならば焼き増しして頂きたいほどに」
「そいつは残念だが無理な相談だな。――これからも、二人で見に来ると良い。何度でも」
 ハッと顔を上げた恋人と目を見合わせ、笑顔で頷いた。それは、了承だった。彼女を慈しみ愛し育てた偉大な男からの。
 
 
「じゃあお父さん、シチューはタッパーに入ってるからちゃんと食べてね」
「おぅ、ありがとうよ」
「暫く陸にいるんでしょう? 来週は一緒にお墓参りに行きたいな」
「あぁ。母さんもWも待ってるだろうからな」
 みゃう、と名残惜しそうに子猫が鳴く。そういえば結局この子猫の名前を聞かなかったなと理鶯は思ったが、それも些細なことだった。楽しげに会話をしている親子を邪魔しないようそのふわふわの頭を撫でると、子猫は静かに目を閉じる。
「ほら、彼を待たせているだろうから行ってあげなさい」
「……うん。ね、お父さん?」
「ん?」
「ありがとう」
「あぁ。さぁいったいった!」
 照れ隠しか、追い立てられるように玄関を出る。振り返ると出帆はこちらを見つめて嬉しそうに笑っていた。同じように笑みを浮かべて手を振る名前に合わせて礼をする。
 出帆が家に入ったのを確認して、ゆっくりと、どちらともなく海沿いに歩き出した。まだ赤い目元をしている恋人が愛しくて、思わずその眦にキスを落とす。
「こら、理鶯さん! 外!」
「良い御父上だったな」
「え、へへ……って誤魔化してもだめです!」
「む、本当のことだ」
「そうじゃなくて……ああもう」くすくすと楽しそうに笑い出す名前は相も変わらず愛おしい。
 この宝物のような恋人をここまで無事育ててくれたことに、深い感謝と畏敬の念を抱かざるを得なかった。いつか、越えられるだろうか。
「理鶯さん。いつか、お母さんとお兄ちゃんにも会ってください」ぱちり。願ってもない申し出に瞳が丸くなる。「私の大切な人ですって、紹介したいの」
 頬を染め、幸せそうに笑う愛しい人。勿論だ。約束の代わりに手を取り絡ませれば、一番の笑顔が咲いた。
 
 5月12日、空は快晴。今日は良き日だ。




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