夜、眠る白雪に近寄る狐の形をしたモノ。
着物を着ているが歩いても衣擦れの音はしない
ーもう少し成長しておくれよ
高いのか引くのかわからない音が響いて消える。
おもむろに狐は指先を傷つけ、白雪の両目尻にその血をぬぐう
閉じられた紺青の瞳が開かれたとき、散りばめた光で輝く紺青と禍々しいまでの目尻の紅がさぞ美しく映えるだろう
満足気に口を裂いた狐は真宵に溶けた
赤司征十郎《あかし せいじゅうろう》
天狐を先祖に持つ者。
既知の通り有能で万能な人間。
天狐の力を十二分に発揮することができる
白雪に対しては本人も思い出せぬところで昔から知っているようで、めずらしいことに初対面のときから気にかけている
鼻がきく
黒子テツヤ《くろこ てつや》
蛟を先祖に持つ者。
蛟としての力は毒を以って攻撃することだが使ったことはない。
妖怪としての力はそこそこ
鼻はきかない
黄瀬涼太《きせ りょうた》
女郎蜘蛛を先祖に持つ者。
先祖ゆえか美しい容姿を持つ。
狡猾な部分もあり、まさに人を騙して喰っていた女郎蜘蛛に所以している
人間の嗅覚よりは優れている
緑間真太郎《みどりま しんたろう》
件を先祖に持つ者。
予言をしたあとに死ぬことはなく、夢の中に件が現れ予言をし、夢の中で朽ちる
視れる対象者は緑間に近しい者、内容はその者にとって重大なこと・人生変える出来事が起こる時。
この予言に関して視れる期間の制限はない
簡易的な先読みは目覚めていても可能だが、好き放題とはいかず対象者と期間が限定される
対象者は上記と一緒、期間は最大で三日後まで
血のニオイと近くにいる妖怪のニオイはわかるが、遠くの妖怪を探すまではいかない
熟れるための試練と見失わないための紅を君に
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