2018/01/11 Thu
要件定義




最近アイドルマスターSideMに少しはまっている。水嶋咲という子が好き。

彼は本名不明、素顔も不明のアイドルで、女装男子。女装姿でカフェメイドとしてバイトしていたところをスカウトされて、ステージ衣装はメイド服モチーフのワンピース。メイクもばっちりでウィッグもつけている。本当は高校生だが、学校の知人も親ですらも、彼が水嶋咲であることを知らない。

「可愛くなりたいわけではなくて、自分らしくありたい」という精神なのがいいなあと思う。



恋人の松島さんはホワイト企業で働いている。

このまえ「そろそろ誕生日だよね?この日は休みでしょ、旅行行こう、旅館予約しといたから」という一方的なLINEがきたけど、残念ながら弊社はブラック企業なので、その日は休みではないです。ホワイト企業の尺度で休日を妄想するのはそろそろやめようぜ。非実在休日もあるから。



年末は久しぶりに大学のゼミのひとたちと飲み会してきたんですが、当時めちゃくちゃ一緒に本読んできた仲間数人が、まったく本を読まなくなってしまったと嘆いていた。私も最近は日経networkくらいしか読んでない。


奨学金の残りの返済額が減っていくたびに、ゼミで学んだことを少しずつ忘れていくような気がする。

社会でうまくやっていけないタイプの考え方ほど使わないようになっていくけど、自分はかつてそれを知って心が楽になっていたんだろうし、そう受け取りたいと思ったからそう受け取ったんだろうし。なるべく忘れずに引き出しの奥にしまっておいて、ここで発散できる程度に留めておきたい。

とはいえ、会社に入ってから私は超絶優しい人間になれたし、誰かを地下室に呼び出して泣かせたりなんてしなくなった。後輩の指導係になって、人生でこんなにも人に関心を持つように努めたのは初めてのことだと感じている。会社での自分もそこそこ好きだ。維持するのしんどいときあるけど。

本当の自分はどちらなのか悩んだりしないのは、分人主義って超都合いい考え方でええやんとゼミで思ったからだと思う。本に救われることってあるよね。



ツイッターのリツイートで流れてくる呟きとかで「おまえは間違っている」とか平気で言っちゃうひとを多く見かけるけど、「私はこう思った」と自覚して終わるだけじゃ済まないのは何故だろう。我々がディベート世代だからなんだろうか。

アドバイスを求められているならまだしも、聞かれてもいないのにお喋りが過ぎる奴だなこいつ...とクソリプを眺めながら思う。自分ひとりで呟けよ。こういう個人サイト作って壁打ちしとけばええやん。それとも、リツイート数の多い呟きは掲示板と同様の扱いなんだろうか。

このまえ、毒親に対して「ざまあみろ」と言ったひとに対して、「親に対してその態度は酷い」とリプライがついていた。その毒親を持ったその人でなければ感じられなかったことを呟いてるんだから、妄想で「酷い」「酷くない」なんて判断する必要性が感じられなくない?

この内容は個人の思考感情を記述したものであり、閲覧者の思想の修正を強制するものではありません。とか、呟くたびに書かなきゃならないのかなぁ。面倒な世の中ですこと。



以下コメレスです。


冬さん

初めましてこんばんは、メッセージありがとうございます。そして嬉しいおことばありがとうございます〜

きゅんきゅんとはなんぞや…と私もわからなくなっています。不整脈ではないけれど心臓が苦しいときってことなんでしょうか…
もしかしたらもっと若い頃に男性アイドルグループや少女漫画にときめいていれば、学べていたのかもしれないと思います。そういった必修教科を履修しそびれたせいでわからないのだと勝手に思っております……

寒い日が続きますが、冬さんもお気をつけてお過ごしください〜



紅玉さん

A=A’の話は大学のゼミで何かを読んでいて受け取ったことなのですが、最近社会に出てからは「そうはいうてもことばが全てなんやろなぁ」という気持ちにもなります。

自分が内心考えていることは表現しない限り存在しないも同然ってことなんですが、そう書いてあった本もあったような気がするので、ようやくその考えもちょっと受け取れてきたのかもしれません。

他人のことばを聞き取るときは前者の考え方で、他人にことばで伝えるときは後者の考え方で、と使い分ければ、いいかんじに他人に優しい人間になれそうな気がします…

サイトURL、ご教示いただきありがとうございます。少し前に接続できていたのですが、最近移転されましたでしょうか…?差し支えなければ改めて教えていただけると嬉しいです。


 


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