女を助けて走った。家に連れて帰りとりあえず母さんの服を引っ張り出した。



「おら、これ着ろ」

「…ありがとう」

「大丈夫か?傷の手当しないとな」

「……なんで、助けてくれたの?」

「普通あんなもん目の前で見たら助けるだろう」



鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、女は俺を見た。



「名前なんて言うの?」

「不動明王」

「私は△▼、名字で呼ばれるの嫌だから名前で呼んで」



俺たちは家が近かったこともあり、毎日と言ってもいいほどよく会っていた。雨の日、それは土砂降りの雨の日だった…急に降り出した雨にまみと二人で走って走って家に向かった。



「風呂入って来いよ」

「ん、ねぇ…好き…不動君の事」



どさりと濡れたまま布団に倒れこんだ



「おい…とりあえず拭け身体」

「いやだ、抱いてよ不動君私の初めてあげる」



ぞくりと下腹部がうずいた 欲望が広がり

その行為をしてしまったのだ

そんな関係はイナズマジャパンの代表に選べれるまで続いた



「嫌!不動君ともう会えないなんて!嫌だ!」

「仕方ねぇだろうが」

「まだ不動君から好きって聞いてないよ!私まだ不動君の事いっぱい知りたいのに!なんで!」



俺は好きという感情がよくわからなかった、コイツを可愛いと思う…だが、好きという感情がわからなかった。そんな▼を置いて俺は世界へと向かった。一人傷つきずっと好意を寄せていた女を置いて。









20131213
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