私はこの顔と身体だけで上にのし上がった。女としての最大の武器を涙と勘違いする奴がいっぱいいるわ、だけど間違いよ最大の武器は”女である自分”をうまく使う事よ。貴方がこの高校に入ると言っていたのを耳にして、私も入った。退屈しのぎでイジメていた〇もいたから一石二鳥だったわ。

そして今あなたは私のものになった、明王君大好き…。



「じゃあ 〇とはもうしゃべらないでね、会うのもダメ。」

「誰もまだ付き合うって言ったわけじゃねぇだろうがッ!」



すっごい怒ってる明王君、私につかみかかってきた。



「私にそんなことしていいの?〇◎がどうなってもいい?」

「俺が…俺がそんな目に合わねぇように守り抜く!お前なんかと付き合うなんてまっぴらごめんだ!!!」



失せろッ!と怒鳴りつけて吹っ飛ばされた。



「あっそう」



ぱんぱんと制服の汚れを払ってゆっくり立ち上がる。



「そういうことね明王君ごめんね…◎ちゃんを大事にしてあげて?」

「おい…お前なんか企んでんだろ」

「なぁーんにも?」



ニコッと笑うと明王君は睨んできた。そっちがその気なら、あなたの大事なもの壊してやる。


私は貴方に すべて捧げたってのに








まみが去って俺は◎に電話をした、何回も何回も。5回くらいかけたところでやっととった。



「おめぇーおせーんだよ!」

「え…何の用」

「今まだ豪炎寺の家かよ!?」

「違うけど…」

「何処だよ」

「家…向かってる公園のところ」



公園!?▼が歩いて行った方角じゃねぇーかよ…!俺は電話を切り走って公園に向かった。





「◎ー!!!!」

「え 不動君」



不動君が凄い形相で走ってくる。ギョッとして立ち止まる。



「はぁっ…お前…何ともねぇか?」



荒い呼吸、私は何のことかわからず頭に?マークを飛ばす。



「よかった…」



ぎゅううっと抱きしめられ、苦しくて不動君と呼ぶと泣き出しそうな顔をしていた。



「ねぇ どうしたの…?」

「俺お前の事マジで守るから」

「うっ…うん?」

「やっぱり返事待ったなし付き合え」



何て俺様なんだろう不動君はと思ったが、そんな強引なところが好きな私がいて。だけどまみとの関係を聞いてしまったから返事に困った。



「▼の事は後からちゃんと話すから…」

「…うん」

「俺のそばにいてくれよ」



返事をするかしまいか、そこで私は豪炎寺君からキスされたことを思い出した。



「私も不動君のそばにいたい…」

「本当かよ…?「あの子の事は話さなくていいよ、これでチャラだから」…?」

「私、豪炎寺君とキスしちゃったから不動君の事もうせめないよ!」



と精一杯の笑顔で言うと 不動君はわなわな震えて「ぶっ殺すあの野郎!」と叫んだ。



「ちょっと 不動君!!!!」






20131217

やっとこさ付き合いました


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