朝練が終わり教室に入る、まだまだ続くこの晒し者にされている雰囲気 決していいものじゃないけど。木野さんが握ってくれている手が温かくて今日はなんだか怖くない。椅子に座ると異変に気付く、机の中にごみが入っていた その中には男子生徒からだろうか”俺ともやって””これに電話してよ”なんて紙まで入っていた。ぎりっと歯を鳴らしてそのゴミを勢いよく取り出してゴミ箱に ドクンドクン 胸の音がうるさい、だけど初めての反抗、自分で自分をほめたい。席に戻れば豪炎寺君が笑っていた、その顔を見てほっとして座る。
さぁ 授業が始まる
体育の時間、今日もプールを見学 運よく(?)木野さんは生理で一緒に見学することに着替えている途中またこの前の豪炎寺君ファンクラブに囲まれる。
「あんた サッカー部のマネージャー始めたらしいわね」
「何?皆に守ってもらお〜みたいな感じなの」
「本当にさ 豪炎寺君達まで汚れちゃうから辞めなさいよ」
かちん、頭の中で何かキレた。木野さんが何か言っているけどその声も聞こえないくらい あぁ 私今すごい怒ってる。
「…好きで、汚れたわけじゃない」
「はぁ?」
「好きでレイプされたわけでも!好きでいじめられていたわけじゃない!!!!もういい加減にして!!!!!」
はぁっ はぁっ 荒い息
シーンと静まる私の荒い息だけが聞こえる、女生徒すべての視線。こんなに 大声出したの初めて、呼吸がおさまってくると同時に心臓の音が聞こえてきて。木野さんが優しく抱きしめてくれた。やっと言えたよ 明王君。
「〇さんの気持ちを考えてあげれない、そんな人達に豪炎寺君達は好意なんて持たないわ」
木野さんの冷たい声に シンと静まった。
なんなのあいつ等豪炎寺君が私たちに好意を持たない?意味わかんないわよ
だって そんな汚い女が近くに居たら豪炎寺君まで汚れてしまうじゃない。これは駆除よ、なのにいじめ?いつ私がいじめをしたのよ。レイプだってあの子が▼をいじめてたからそれにキレた先輩がしたんだから自業自得じゃない。
そうよね?
20131224
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