俺は◎が去ってから、放課後になるまで屋上で過ごしていた。がちゃりと音がして〇かと期待してドアのほうを見たが鬼道クンだった。
「んだよ、鬼道クン」
「お前はまたさぼりか..その頬っぺたは…?」
首を傾げ聞いてくる鬼道クンに「なんでもねぇよ」と答えるとにやにやしやがった。
「ほう…〇も中々やるな」
俺は恥ずかしくてフンと鼻を鳴らす
「ほら、早く練習行くぞ」
「わーってるって」
部員のやつらにぜってーからかわれるな、と思いながら俺は鬼道クンと部室に向かった。
私はまたやってしまった。不動君に平手打ち…
「はぁ」
しかも勝手に早退してしまったし。私の優等生というレッテルに不動君は傷をつけた…いやこの場合▼か…。
「キス…されちゃった…」
思い出すとドキドキしてしまう。
「でも絶対嘘だよね」
からかわれてる、そう思いながらも嬉しいと感じている私がいた。
次の日は運良く土曜日、二日間あの嫌な場所から離れられる。でも不動君にも会えないのか…なんて考えている私がいた。
「はぁ、もう私おかしいスーパー行こ」
白いTシャツにスウェットにサンダルという我ながらださい格好で出かける。家を出るとすぐに女の子三人組とすれ違った。皆テレビで見るモデルと同じような服装で、おしゃれで可愛くて。そのふりふりのスカートを私が着たら…なんて笑ってしまう。
「あっれぇ?〇じゃない??」
その女の子たちは▼の取り巻きだった。
「ださいからすぐわかったわ」
くすくす笑う女子三人組、私なんで今まで気づかなかった..。
「ねぇ今から私たちショッピングなんだけど付き合ってよ」「えーちょっと!こいつ連れて店入んのはずくない?」「いいじゃん万引きしてもらうだけだし」
あはははと笑う。私は逃げなきゃと、走り出そうとしたが腕を掴まれた。
「待ちなよ」
目が笑ってないですよ!!
「あの、私…スーパーに…」
「はぁ!?きこえなーい」
「だからあの…「もうやめとけ」…?」
「か、風丸君っ!なんでこんな子を…!」
「万引きだとか…お前たち最低だよ」
低い声でそう言い放ちこっちを向いて行こう〇さんと笑う風丸と呼ばれた少年。どこかで見たことあるような…
「同じクラスの風丸一郎太だよ」
あれ?知らないもしかして..?と少し困った顔をされた
20130910
かぜまる
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