助けられた私は風丸君にありがとうと言いそそくさと歩いてスーパーに向かおうとした、が…
「待てよ!」
「な、なんでしょうか」
「そんな冷たくしないでも」
言われてはっとした、風丸君悪くないのに私ったら…
「あのごめんなさい、男の子苦手で…」
「いいよいいよ!
俺こそ大きな声出しちゃってごめん」
お互い目があい笑ってしまった…なんか普通の男の子とは違う感じ、女顔だからかな。失礼か。
「私スーパー行かなきゃ」
「それなら俺も行くよ」
綺麗に笑う風丸君に少しどきっとした、そして腕を掴まれてぐいっと前に引っ張られる。
「腕!腕…!」
「またあんな目にあったら
大変だからね、こうしとけば誰も話しかけて来ないさ」
なんて白い歯をちらつかせて言う風丸君に私は…はいと赤面しながら頷いた。
20131210
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