このビッグニュースは女子会の話題に。



「えーーー!!!ヒロトさんと付き合ったんですか!?」

「うるさい春奈」

「よかったわね◎」



皆、知っている人が彼氏になったからいつもよりはしゃいで…こういう所は子供のまま。



「ででで???どんな感じなんですか??」

「えーーまだ付き合って4日目なのにどう進展すんのよ」

「結婚とか!」

「キスしかしてない、セックスと親への挨拶に式場とドレス決めもすっ飛ばして結婚するかっての」

「◎外なんだからそういう事あまり大きな声で言わないの」



夏未の私を批判する目、へいへい私が悪かったわよ。



「結婚なんてただのゴールじゃない」

「そんな事ないわよ…◎」

「ゴールよゴール、結婚してると別れにくくなるだけ変な紙切れ一枚で…なんだってあんな紙切れがそんな効果持ってんの」



ふざけんな、そういえば ほらね。みんなの困った顔、呆れてる顔。



「結婚しなさいよ」

「聞いてた?まずセックスを終わらせないといけないわ」

「まったく…」



強がっていても揺れ動いていた、皆の言うとおりにさっさと結婚してしまった方が幸せなのかな。久しぶりに焦りが私を支配している。

















久しぶりの仕事を終えて、車を出し◎の家に向かう。



「◎お疲れ様」



軽いキス、少しだけ歯磨き粉のスペアミントの味。



「お疲れヒロト」



ご飯食べたの?そう聞かれたから食べたよと一言。優しく抱きしめて、頭を撫でる。



「どうしたの?」

「んー、◎の事抱き締めたかったから」

「ヒロトォ…結婚したいって思う?」


「…いきなりどうしたの」



びっくりして顔を見たら◎は悩んでいるような表情。



「いやさぁ…結婚しろしろコールが……」

「…そんな事言われたから結婚するのかい?」



少し怒ったように言ってしまった…かな、ばっと俺から離れて「毎日毎日、こういう事言われる女の気持ちわかる!?」怒ってしまった…。しまったとおもったってもう遅い。



「ごめん」

「女の気持ちを何でわかってくれないの」

「…気持ちは分からないよ、俺達は創りが違うんだ」



もっともっと怒った顔をした。



「ヒロトは違うと思った…!」

「◎、俺は男なんだ 女性の気持ちは全て理解できない。」



だけど理解できるように、俺は君と沢山の時間をかけて深めていきたいんだ絆を。

そうできるだけ傷つかない言い方で言えば 口をぽかんとあけたまま泣いてしまった。




20140101



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