鬼道有人24

雨降ってて ヒールがつるつる滑る。腕時計を見たら12時28分、よし間に合った。




「すまない、待たせたな」


「あ、鬼道君!久しぶりだね〜」


「6年振りか、」



特徴的だったあの青いゴーグルはもう外されていて、緑のサングラスと高いスーツがよく似合う。ヒールを履いているのに、私の背を遥かに越している かっこいいな。



「行こうか」


「そうだな、あいつ等ももう来ているだろう」




2人で歩き出す、ちらっと横を見ると 私を見てる鬼道君にどくんと胸が高鳴る。




「どうしたの…?」


「靴、高いから 転ばないか心配でな」


「大丈夫だし!!!」



ずるん


大丈夫じゃなかった、こけるとか恥ずかしすぎる…!!!うー、足を擦りながら立とうとしたら ふわっと身体が持ち上がる。



「ほら、手」



差し出された手を握ると、優しく歩き出す鬼道君の横顔は何だか 男らしい。







20140326

明日同窓会があるからこういうの思いついた、きゅんきゅんしたい。