雨降ってて ヒールがつるつる滑る。腕時計を見たら12時28分、よし間に合った。
「すまない、待たせたな」
「あ、鬼道君!久しぶりだね〜」
「6年振りか、」
特徴的だったあの青いゴーグルはもう外されていて、緑のサングラスと高いスーツがよく似合う。ヒールを履いているのに、私の背を遥かに越している かっこいいな。
「行こうか」
「そうだな、あいつ等ももう来ているだろう」
2人で歩き出す、ちらっと横を見ると 私を見てる鬼道君にどくんと胸が高鳴る。
「どうしたの…?」
「靴、高いから 転ばないか心配でな」
「大丈夫だし!!!」
ずるん
大丈夫じゃなかった、こけるとか恥ずかしすぎる…!!!うー、足を擦りながら立とうとしたら ふわっと身体が持ち上がる。
「ほら、手」
差し出された手を握ると、優しく歩き出す鬼道君の横顔は何だか 男らしい。
20140326
明日同窓会があるからこういうの思いついた、きゅんきゅんしたい。