ブルームーン
華やかに着飾った女達
キョロキョロと周りを見渡せば、和装に合うようにセットされた髪 キラキラと輝く目元。目を奪われて。
「5年振りだな」
「あ、砂木沼君!!!」
「おめでとう」
「砂木沼君もねー」
笑うと一気に私達を包む空気というものが変わる、ちらっと見える手首が美しい。
「この後用事は?」
「無い」
「そっか 2人でぶらぶらして食事でも行かない?」
頷けば、嬉しそうに笑う
「行こうか」
*******
久しぶりに会った砂木沼君は5年前からかっこよかったけど、もっとかっこよくなってしまって…身長だって…いっぱいいっぱい見上げないと 見惚れていたら急に引き寄せられた。
「危ない」
水たまりが跳ねて砂木沼君のスーツに少しかかった、うっすらとシミになるそれ。
「ありがと、砂木沼くん」
「いや、〇が濡れなかったのならそれでいい」
「砂木沼君濡れちゃったよ…?ごめんね」
「構わない、すぐ乾く 振袖が汚れてはいけない」
もう、ずっきゅんときて
ドキドキうるさい胸
「どうしたのだ?そんなに見つめて」
「か、っこいいし 優しいなって」
彼氏、旦那にするなら砂木沼君みたいな人がいいな
うっかり言ってしまった言葉に、急に体中が熱くなった。
「ありがとう 私も〇の様な女性がいい」
ふわっと 私の頬を撫でて
笑った砂木沼君に期待してもいいですよね?
ブルームーン
奇跡の予感
20140113
成人式ですねー!新成人の皆様おめでとうございます^^!
ブルームーン→奇跡の予感/できない相談