XYZ
(GO、黒岩流星)
それは突然だった、一人でとぼとぼ飲みに行って 目の前に現れたその人に言葉を失い、息の仕方さえ わからなくなった。すっかり老けてしまっていたけどすぐわかった。影山さん。
「か、げやまさんですよね…?」
「◎か」
「なんで なん、で」
「すまない」
そう言ってカクテルを私に差し出す、これはなに?いやそんな事より生きてたの…?もうわけわからない 壁に頭打ちつけたせいか幻覚幻聴?カクテルを一口 味するってことは幻覚ではないみたい。影山さんの隣に恐る恐る座ればこちらをちらりと見てすまなかったともう一回。
「もう、いいですよ 生きてた それだけで」
涙をこらえて笑えば、嬉しそうな顔。
なんだか 本当に年取っちゃって影山さん、なんだか優しく感じる。
「影山さん」
「どうした」
「10年ぶりなんですね、私たち」
想いを伝え、結ばれた次の日貴方が死んだと連絡を受けて以来ショックで恋などできなかった。今、久しぶりに感じる胸のときめきが 心地いい。影山さんを真っすぐ見ればそっと頭を撫でてくれて、幸せ。
「あれからどうしていた?」
今までの事を話す、時など忘れて。
***
もう日付が変わっていた、影山さんを私が住んでいるマンションに連れていく。家に入ればキスの嵐、10年ぶりにやっと大好きな人とキスができて 今まで生きてきた中で一番幸せで 涙があふれる。ベッドに向かいながら服を脱いでいく、影山さんはこんなにがっつく人だったかな 頭がふわふわして気持ちいい。気付けばベッドの上。
「◎」
そんな切なげに呼ばないで
「影山さん」
******
14歳から24歳に 少女から大人の女へと変わった◎、その10年もの時間を感じさせないくらいに◎の中身は変わっていなかった。ずっと私を抱き締めて必死にキスをする姿 10年ぶりに感じた心地の良い欲望をぶつける。ずっと甘い声を出していた◎が私を見て
「影山さんは私のために神様が創った人、そう感じる」
影山さんもそう思わない?そう言って私の上に跨り、声を漏らす。愛しむ様に抱き寄せる やっと 帰ってきた。
「もう どこにもいかないで 永遠に貴方のものでいさせて」
「ああ」
XYZ
もう後がない
(永遠に貴方のもの)
20131223
はぁ影山さん愛しい。 影山零治って明朝体本気美しいし愛しい。アニメ一話目から大好きでした生きてて本当によかった、死んだ死んだ詐欺にはぶちぎれたけどありがとうGO