シェリー

感動でいっぱいだった、胸が熱くて 涙は止まらなくて。愛しい人とやっと夫婦になれて、こんな素晴らしい結婚式を挙げれて。ふと幸次郎を見るとふぅっと疲れたのか空を見て笑っている。



「幸次郎」


「どうした?」


「良い結婚式だったね」


「本当だな」



先程まで着ていたウエディングドレスのままベッドに、タキシードをびしっと着ている幸次郎はなんか凄くかっこいい モデルみたいだなぁなんて。



「ねぇ、ドレスでこんな豪華なベッドに寝転んでるとまるでお姫様気分だね」



我ながら凄く子供みたいだなぁなんて思っていたら、幸次郎がこっちにやってきて横に寝転んだ。



「まるで王子様とお姫様みたいだな」


「ふふ、この魔法が消えるなんて嫌だな」


「消えないさ。俺が王子様で ◎は俺のお姫様なのは永遠だ」



ぽんぽん、言いながら恥ずかしかったのかそっぽ向いてる幸次郎にきゅんと胸が締め付けられた。本当に大好き。ちゅっと軽く音を立ててキスを数回したら腕を引っ張られて幸次郎の上にぽすんと落ちた。



「愛してる」


「私も」


「◎…」







******






知り合って10年、付き合って5年で結婚 それまで◎の身体には触れたことがなかった。◎の口癖だった結婚するまで純潔を守る事は素晴らしい事だと思う。この言葉の通り俺は5年も待ち続けた。純白のドレスに身を包んだ姿、キラキラ輝くアクセサリー すべてが美しい。そして愛しい。





2人ともぎこちない動きで触り合う

ドレスをぺろっとめくり露わになった胸、息をのむ。そっと触れれば◎の恥ずかしい顔。可愛い、もっとその顔が見たい。ずいっと顔を近付けてキスをする。いつもと違うキスに戸惑っているのか。可愛い、一生懸命に追いかけてくる舌。



「◎、愛してる」


「うん私も幸次郎の事あいしてる・・」



その一言に安心、幸福感を。

ゆっくりと続ける行為 恥ずかしそうに我慢しているが漏れる喘ぎ声 痛いほどに興奮したものが、早く手に入れたいと焦らす。


ダメだ、傷付けてしまっては。



「痛くないか?」


「ん…」


「◎」



名前を呼びあって、求め合うこの行為が結婚式の後だからか 凄く神聖なものに感じて。涙がこみ上げる、男もこういう時に泣くのか 不思議な気持ちだ。




「こうじろ…」


「どうした」


「今日やっと、一つになれるね」



幸せそうにほほ笑む、俺のお姫様が。









シェリー

今夜は貴方に全てを捧げます









20140101

源田は大事にしてくれそうだ。ただ、激しそうだ。