大きく息を吸ってみた。夢みたいなフェアリーライトとカラフルな十字架とふわふわとレースが揺れてる。鬼道君を本当にこの部屋にいれてもいいのかな。リビングで待っている鬼道君を私は10分も待たせて、自分の部屋で深呼吸を繰り返してる。
トントン とドアがノックされた
「◎ 大丈夫か?」
「あ!鬼道君ごめん...!」
「いや、体調でも悪いのか?」
違う日にしてもいいし
優しい声がドア越しに聞こえる。この日をとっても心待ちにしていたのに、なんで私は戸惑ってるんだろう。
「違うの!ごめんね、入って...」
がちゃりと ドアが開いて、今日はゴーグルをつけていない鬼道君の顔が ドアの上のフェアリーライトでほんのりピンクに照らされた。
「へ、変な部屋でしょ...」
鬼道君はきょとんとした顔で「何処がだ?」と言った。もふもふのカーペットに足跡をつけながら 鬼道君は私の目の前に。
「可愛い部屋じゃないか お前らしいよ」
「き、鬼道君...」
ぎゅっと抱き締められて、柔軟剤の匂いに甘い気持ちに。
「そんな事気にしてたのか?」
「...うん、あと もういっこ」
「なんだ?」
「今日私 鬼道君と えっちするかもって」
抱き締めあったまま、少しの沈黙が。あれっ 変な事言っちゃったかな。恐る恐る顔をみると 真っ赤な鬼道君が、その顔に私も頬っぺたが真っ赤になっていく。やっぱり 私恥ずかしいこと言っちゃったんだ。
「いや...鬼道君ごめん、私そんなつもりで 言ったんじゃないの」
「◎」
お互いの熱い唇が触れて、ちろっと 舌がはいってきて 私の足がガクッと崩れた。座りこんだ私に、鬼道君が「すきだ 今日俺のモノになってくれ」って 頷くしかないよ。そんなの。
20180226