「ねえ、◎ちゃん 僕と不動君どちらが好きなのか 決めてもらってもいいかな?」
「おい スケコマシ、テメェ ◎から離れろよ」
基山君と不動君が私の部屋に急にやってきたと思えば 私の体の自由を奪い、ベッドにほり投げたのだ...。薄暗い部屋で エメラルド色した目がキラキラギラギラと光ってる「急に部屋入ってきたと思えば二人ともなんなのよ...!」と小さく叫ぶ。
「何って いつも君は俺と不動君決めかねてるから」
「今日決めさせようと思ってなァ」
ジリジリと近寄ってきた二人はギシッと音を立ててベッドにのってきて、二人の体重に耐えれず ふわっと体が跳ねた。赤い髪と 茶色に白いメッシュが入った柔らかい髪が私の頬に触れる...、キュッと目を瞑れば 「目開けろよ」と不動君の声が。
「恥ずかしいよ...」
「可愛いね ◎ちゃん」
「どっちがイイか言わねぇと お前今から俺等にヤられるからな」
「はぁ?もう二人共本当にいい加減にして...ょっね!?」
べろんと 耳を舐めたのは不動君ではなく、基山君だった。はぁ っと基山君の聞いたことないいやらしい声が耳元で...体が強ばる一方で 不動君は「お前ズルいぞ」と私の指の根元を 赤い舌を尖らせて舐めた。
「あっ...って、待って 変な声出る」
「出せよ」
指と指の隙間を私の目を見ながら舐める不動君はサッカーしてる時とは全然違う大人っぽい表情を見せて...そんなところ舐められて気持ちいい?なんて私そんな女だったのか...と考えながら 小さく声を出し続けた。
「俺寂しいんだけど」
次はヒロト君...
私の顎を掴み強引に自分の方に向けて、最初から舌を捩じ込まれてキスされた。ダンスでも踊ってるみたいな テンポよく舌で犯しながら不動君の「ホントお前ってずるいよな」という言葉に唇を重ねながらにやりと笑った基山君。
深くキスをされている間、不動君は 私の指から舌を離して 太腿に触れた。そして はいているルームウェアを少しだけずらした...脱がされている間も基山君の舌は忙しそうに動いて私の思考を停止させていく。
「うっわ ショックだわ、お前 濡れすぎ」
「わ、本当だ」
「っは、や...やめてったら...」
下着ごと脱がされたとは気付かなかった...少し視線をずらせば、下着から糸が引いてて それを不動君は楽しそうに指に絡めて私の唇に塗った。
「こんな状態で濡れるとか 変態すぎるだろ、淫乱」
「だれのせい...?」
「僕かな?」
「俺だろ」
二人がバチバチとエメラルド色した瞳から火花を散らしながら睨み合う、がみがみと言い合いを始めた二人に 今だ!と逃げようとするも...
「どこ行く気だい?」
「逃げんなよ」
基山君は私の足を掴み乱暴に寝かせた、クスリと笑い 馬鹿みたいに濡れてるソコに顔を沈めた。
「じゃ、次オレな」
まだ、基山君の舌の感触が残る私の口内に 次は不動君の真っ赤な舌が入ってくる。
「...っ、やだ いや!!」
「ウルセェ いつまで経っても決めねぇお前が悪いんだよ」
「まあまあ 不動君、ここは気持ちよさそうだし 今日は品定めしてもらえばいいじゃないか」
二人の悪魔に見つめられたまま私は息を荒らげて、深い海と広い宇宙に落とされるか飛ばされるか考えた。
20180504 エメラルドの日