ディスコスティック

こんな時代にディスコがあるとはねー、何故か野郎だらけで こんなよく分からないディスコに来た。俺等よりも 20歳以上 いやもっとか?とにかく一般的にいうオヤジ達が 飲み屋のネーチャンを連れて鏡越しに踊っている。クラブならよく行くが、こんな 鏡越しに踊って何が楽しいんだか...。

他の奴等を見ると、鬼道クンと佐久間はバーカウンターで 鏡をチラッとも見ずにショットでスコッチを飲んでる。馬鹿かアイツら。豪炎寺に円堂達はそこそこ楽しんでるのか 踊っていた。...仕方ないので 佐久間と鬼道クンと一緒に飲む事にした。



「なんだ不動 踊ってこないのか」

「...女もいねーのにかよ」

「たまには 男同士でもいいじゃないか」



ショットグラスに零れるほど注がれたスコッチ、喉が焼けるのがまたうめーんだよなーなんて考えながら2杯目にいった。野郎だけで、こんな所に来て何が楽しんだよ...。



「こんな所に来て飲むのもアレだな」

「ああ 俺等も踊るか」


「へいへい...」



ホモか、俺等は。と言うと鬼道クンに「まあまあ、そう言うな」と笑われた。

仕方ねぇからフロアに溶けた。












黒い髪の毛に、スケベなミニ丈のワンピースを着た女が俺の斜め後ろに居るのを見つけた。鏡越しに体をくねらせて踊る女の綺麗な腰に興奮を覚えた。強烈に、興奮している。

鏡越しに 視線を投げかけたら、俺を見てニコッと笑った女。綺麗な顔で、綺麗な体をしてる女だった。



「1人...?」

「ええ、1人」

「名前は?」


「名前?そんなの聞いてどうするの?イイじゃない、朝まで楽しみましょうよ...」



白い歯がキラッと光ると、俺の手を繋ぎキスをしてきた。こんなイイ女と遊べるなんて、本当にラッキーだ。他の奴等に見せ付けるように身体を抱いて、俺はトイレに連れ込んだ。





20180303