飛んだことない翼広げ








瞬木 隼人


痛いくらいに私を床に押し付けて

何をする気か、分かっているけど


理解したくない




「なにするの、」


「ちょっとした遊び」


「強姦を遊びだなんて 死ね」


「酷いなあ」



楽しそうに笑って
私の着ているジャージをビリビリビリビリ手に持っているカッターナイフで裂いていく、ちょっと この後どうしろっていうの…?抵抗したらきっと面白がってもっとするだろうって思ったから、じっとしていると睨まれて 殴られた。



「俺、今凄いイライラしてるんだ」


「へえ」


「君の大親友の松風天馬、彼凄くうざったいね」


「…へえ」


「君さ、処女でしょ」



だったらなんか文句あるの


そう言えばにやっと笑って、下着を裂いて まだ慣らされていないそこに唾液をぽたぽたと落としてぎちぎちと入ってくる瞬木のものに 苦しくて悲鳴をあげる。



「っははは、痛い?ごめんね、すぐ終わらせてあげる」


「やめて本当に…っ!!!」


「好きな男の事でも考えておきなよ」



松風君とかさ


悲しそうな目で私を見て、呟いた言葉。




「わた、し は 天馬がすきなんじゃない…」


「へえ…」


「わたしがすきなのは」


目の前にいる





見開いた目、数秒経ってそこに涙があふれた。






20140120