息を止めるキスで抱いて

誰もいない 彼の家に引きずるようにして連れ込まれた、あーあ すっごい怒ってる。玄関で思いっきり肩を噛まれた、血が出ちゃうんじゃないだろうかってくらい強く強く歯を立てる。



「い"っ、いたい...!」



血管がブッツリ逝きそうなほど、彼は私の首を食いちぎる勢いで噛む。私の静止の言葉はガン無視で ただひたすらに肉食獣のように私を食べようとする。



「もう、やっ」

「...俺はお前だけが好きだって言ってんだろ、そろそろくだらねぇ嫉妬してんじゃねえよ」

「くだらない嫉妬なんかないし...」



嬉しい言葉な筈だけど素直に喜べないのは、私がそれだけ灰崎君の事が好きだってことなのに。なんで分かってくれないの。



「ばか、」

「馬鹿はお前だろ」



顎を強く掴まれて、無理やり上を向かされた。赤い目が私を捉えてる 耐えられない程、綺麗で強い色に 息が漏れる。

さっきまで私の首を噛んでた唇が、私の唇に重なった。優しく...今度は優しすぎて、逆に乱暴だ。DV男みたいに 痛くしたり優しくしたり...、その優しい熱に涙が溢れそうになるのをグッと堪えて うっすらと唇を開いた。










まったく、うるせー女だ。

必死に俺の舌に自分のを重ね涙目で唾液を絡ませる、お前だけだって言ってんのにしつこく嫉妬しやがって。



「オイ 舌出せ」



従順に舌を出す◎の口の中に、たらっと唾液を垂らす。ねっとりとした舌に全部絡まったんじゃねーのってくらい、てらてら光るソコを人差し指と親指でつまめば 苦しそうな声を出した。



「っぐ ゃぁ」

「嫌とか言いながら そんな顔してんじゃねえよ」

「はぁ...っ」



そんな顔見せられたら、スグにでも挿れてしまいたくなるだろ。肩にまた吸いつけば 嫌だ嫌だと首をふるふると振って 俺の体を押し退けようとする。



「おい、じっとしろよ」

「ばか...!そんなところに付けられたら...」

「こうすればお前もうこの服着れねーだろ」



こんな裸みたいな服で俺以外の奴にこんな事されたらどーするつもりなんだよって言ってやりたくなる、熱帯魚の尻尾みてーなヒラヒラした生地を少し引っ張れば下着がすぐに見えた。



「お前こんな服で誰誘惑するつもりだったんだよ」

「...そんな、」

「さっきの男は誰だよ」

「三年の先輩」

「こんな服着てか?お前頭悪いだろ」



胸にキスをすれば ビクリと跳ねる体。



「何感じてんだよ」

「かんじてな、いし」



感じて無いなんて言われたらスカートの中を確認したくなった、足を無理やり開かせて下着の中に指を突っ込んだ。にちゃっと指が音をたててすんなり中にはいった。



「っひ、ぁ...急に...いれないで!」

「うるせーよ こんなに濡らしといて」

「濡れてない...っんん、」



往生際の悪い女だ。

奥に奥に突っ込んでいけば、低いヒールがカツンと音を立てた。逃げようとした◎を捕まえて中に連れて行く、自分の部屋の布団にほり投げて 上着と帽子を床に落とした。



「いったいなぁ...もう、優しくしてよ」

「俺はいつでも優しいだろうが」

「優しくない」


「...いつになれば機嫌直すんだ」



ふんっと鼻を鳴らして俺から目を逸らす◎の横に座って、キスをしたら◎はすんなりとそれを受け入れた。素直じゃない女は疲れるが、そんな女を好きになった俺が悪い。



「機嫌直せよ、悪かったな」



うるっと目頭に溜まった涙がこぼれ落ちた。




20180526(next→R18ページ)