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傘美野中で雷門の皆と宇宙人の試合が始まる。まるで歯が立たない、早い…



「選手交代だ!」



豪炎寺君の声、イナズマブレイク…止められた…私は開いた口がふさがらなかった。どれだけ反撃しても反撃しても みんなの攻撃は通用せず。







20-0 雷門中の負け

レーゼは黒いサッカーボールで傘美野中の校舎を破壊して、去って行った。怪我の酷い子達は病院に怪我のマシな子たちを支えて家に帰る、私は鬼道君を。たまに漏らすぐっという声、本当に痛むのね。さっきの圧倒的な力 身震いが止まらなかった。



「少し休む…?」

「だいじょ…っ…!」

「はぁ…私の家ここから1分よ、今日は家で休みなさい」



すまない、俯く鬼道君をよろっとなりながらも支えて歩く。さっきの勝気な態度は気に入らないけど 元気がない姿はもっと気に入らない。

ソファーに座らせて冷やすために濡れたタオルを足の腫れている部分に当ててあげる。もう一枚のタオルで顔についた泥、汗を拭くと 一瞬驚いた表情をしてこちらを見た。



「何?」

「いや、そこまでしてくれるとはな」

「腕も痛いでしょ」



そう言ってから、私はふらっとめまいがして鬼道君の上に覆いかぶさってしまった。汗と泥の匂いと柔軟剤とが混ざった匂いにくらくらする。



「ごめんなさい、すぐどく…」



ぎゅっと凄い力で抱きしめられて…どくっと心臓が暴れだして、急に喉が渇く。おかしい、おかしい…何人と寝てきたの……今までこんな気持ちになったことなどなかったのに 緊張?しているの…



「鬼道君…」

「お前が試合中に見つめていた目が、俺を熱くさせた」

「何言ってるの」


「世宇子を負かせたんだ、次はお前との関係を逆転勝利させないといけない」



ニタァ と、先程まで苦痛に歪められていた顔が今じゃ まるで飢えた猛獣の様に、私の中が熱くなっていく。やめて…ヒロインにはなりたくないの。母のような…清純なヒロインの様な……愛されたくないし愛したくない 私自身を私が愛す…それでいいのに…深く息を吸って吐いた。



「ふんっ、やってごらんなさい」


「…強気だな」



愛したい、愛されたいなんて感情いらないのに。なんでずっと出てくるの、封印させたはず。あの二人から離れたときに、母と父親から。知らぬ間にれろっと入ってきてた舌、絡めればどさっと私に覆いかぶさる が、ぐっと苦痛に歪められた顔。



「馬鹿ね」

「うるさい」


「そんなにシたいの?私と」


「お前が誘ってきただろうが、あの時 女生徒達に啖呵を切ってた日だ」



また見てたの。




痛む身体を動かして〇の上に被せるとポーカーフェイスが少し崩れた、表情が変わる それは少しこちらに傾いている事を表している。俺のプロファイリングはどうだ?冗談交じりで言えば目を細めて少し怒った顔。



「シたいなら早くして」

「可愛げのない」

「悪かったわね、可愛らしさがほしいなら他の女を抱けばいい」



もう一度舌を絡める激しいキスで酸欠になったのか 無我夢中で〇は俺から離れようとする。離せば ぎろっと睨みつけられる



「お前じゃないと意味がないだろう」


「何言ってるの?」


「…この前、キスをした時ときめかないとお前は言ったが俺は違う」



意味わかるだろ そう言えば頬を薄ら赤くして俺を突き飛ばした。痛む身体に衝撃が走る。



「お風呂入ってきなさいよ、寝てあげるわよ」



投げやりな態度、だがしっかり顔は赤いまま 意外だな。立ち上がり痛む体を引きずりシャワールームへ、ボディーソープからはいつもの〇の匂いがした。男の部分が元気になっていくのが自分でも分かる、年相応の青臭さに笑ってしまう。抱くつもりは ない。いや、少しだけ 少しだけ このまま抱いてしまいたいと思ったが。

長い間シャワーを浴びていたせいか、ベッドに戻った頃には〇は眠りについていた。



「おやすみ」



頬にキスを、しばらく寝顔を見つめる。やはり苦しそうに眠る、〇を知りたい。痛む腕で抱き上げてベッドに運ぶ、借りたバスローブに身を包み添い寝をする。疲れていたからか〇のあんな顔を見れたからか 心地よい睡魔に襲われて俺は眠りについた。






20131228

きゃっ!

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