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すっかり 暗くなってしまった。監督への染岡君の怒りは半端じゃない。きっと、大切な友人だったのだろう豪炎寺君は。



「円堂君…」



豪炎寺君を呼び止めに行った円堂君だったが帰ってきた彼を見たら力ない表情。豪炎寺君は行ってしまったのね、残念。その時、監督の携帯が鳴った



"北海道白恋中吹雪士郎を引き入れ戦力アップを図れ"


北海道?次は北海道に行くの…?キャラバンの中で音無さんが吹雪士郎という選手の情報を掴む。熊よりでかい、なんて噂?



「何故フットボールフロンティアには参加しなかったんだろうな」



鬼道君の言葉に円堂君が「よーしこの目で確かめてやろうぜ!!」と勢いづく。



「元気ね」

「あはははそれより…〇、お前さっき掴まれた腕アザになってるじゃないか!!」



私の腕に氷を当てて、手当をしてくれる円堂君。少しイタズラしたくなってしまった。



「つめっ、たい 円堂君 !」

「え?あー ごめんごめん!」

「今の言い方エロすぎだよね!」

「確かに!」

「いっ、一之瀬君土門君ったら…!!!!」



わざとらしいぞ、鬼道君の唇が動いた。






皆寝静まってからメイク落としでメイクを落として、アイマスクをする。横で寝ていると思っていた鬼道君が耳元でぼそりと「さっき わざとあんな声を出したな」って、さあ そう答えるとゴーグル越しにその赤が私を見た。



「嫉妬させたいのか?」

「さあね」

「そうか」



そういえば 向こうをむいて寝てしまった。







「おーきーろよーーーー!!!」

「ん…」

「えいっ!」

「い…何…財前さん…」

「塔子だって!!」



あ、ごめんなさい。アイマスクを取られて目の前に広がる光が眩しい、やっと見えるようになったと思えば 目の前には雷門イレブン…



「ま、マスク返して…!」

「やだよーー!◎の素顔可愛いじゃん!」

「俺もそう思うぞ」

「嫌なの…!」



自分の鞄から化粧ポーチを取り出して、一番後ろの席に。みんなから見えない様に化粧をしているとわらわら寄ってくる女の子達。



「〇さん、化粧なんてしなくても」

「そうですよー!可愛いのに!もったいない」

「そういう問題じゃないの」

「えーー」

「化粧しないと、力が入らないのよ」



そんなもんなんですかね?なりたい自分になる為には重要なのよ。そう返して、光の速さで化粧を終わらせた。





20140107 →20180225 修正

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