「よろしくなぁ!雷門イレブン」
「なんで割烹着...」
「炎のストライカーってこの人?」
「いや、そうじゃなんだけど...土方はすごいディフェンス技を持っているんだ」
「雷門の円堂にそう言ってもらえるとは嬉しいねぇ」
大きな口で豪快に笑う土方君。
「俺たちのチームに入ってもらおうと思ってさ!」
「おっと、そいつはできない相談だ」
「え?」
「何故だ」
どうやら彼は小さな兄妹達のお世話をしないといけないらしくチームに入ることは無いようだ、だけれど 南国の男っぽい暑くて円堂君を落ち着かせた様な性格になんだか安心感を覚える。
そんな中「おーい!」「炎のストライカー見つけたぜー!」と嬉しそうな吹雪君と土門君の声が聞こえてきた。
その後ろには私たちが探していた白髪じゃなくて真っ赤な髪の男の子が、涼しい顔をして私達の前に来た。
「雷門イレブン バーサス 俺、どうよ?あんたらから一点取ったら俺の勝ち テストに合格だ」
なんだか自信満々な彼は雷門イレブンと言いながらも真っ直ぐ円堂君を見ている、不穏な雰囲気を感じている子や不審がっている子楽しそうに笑う子達 反応はそれぞれだけれどテストをしてみるのが一番手っ取り早いだろう。「よし、やろう テスト」の言葉に皆一斉に視線を円堂君に向ける。
「立向居 キーパーやってみるか?」
「えっ いいんですか!?」
「おーっと そりゃ無しだぜ」
南雲という男の子は円堂君を指名して、グラウンドへと向かった。
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南雲 晴矢、エイリア学園プロミネンスのキャプテン...バーンという選手だったらしい。
ジェネシスキャプテンのグランが迎えに来て分かった事だが...エイリア学園には人間もいるようだ、奴等の真の狙いとはなんだ?空を見上げてみた、全ての星の数を数えるくらい無謀なことをしているのだろうか。
「あー!!!もう ...会いたいな」
「おれもだ」
「俺あいつと思いっきりサッカーがやりたい」
そう言い残して円堂は眠ってしまった、星空を見ながら寝るのもなかなか悪くないかもしれないとは思ったがブランケットでも取りに行くか。
ハシゴをおりると目の前で黒い髪が揺れた。
「盗み聞きとは趣味がいいな」
「帰り道よ」
「なんのだ」
「野暮なこと聞くのね」
小さく口角をあげていつものようにドラマチックに笑う◎の肌には何も塗られていなかった、テントの方に向かう彼女の手首を掴んで自分の方へ引き寄せると「ん?」と初めて聞くような情けない声が。
「どうしたの」
「少しだけ、こうさせてくれ」
「...赤ちゃん返りかしら ゆーとちゃん」
「黙っていろ」
自分のものじゃない体温を感じるとこんなにも安心出来るのか、不思議だ。ゆっくりと腕に力を入れれば彼女は苦しそうに俺の腕を掴む。
「見つかるといいわね 豪炎寺君」
「...ああ」
20190312