映画を観てから◎と私は◎の子供が眠っている海に向かった、途中小さい花束を買って「これを供えてくるといい」と渡すと泣き出しそうな顔でありがとうございますと呟いた。

この子を私はどうするつもりだろうか、ふとそんなことを考えた。私はいずれ用済みになり殺されるだろう、そんなことになれば今のままではあの子には何が残る?それでは私がこの子の為としたことは、ペットショップで飼ってきた犬を捨てるようなものではないだろうか、と。

決心した この子を養女として迎える。私の財産がすべて彼女に入るように。これでこの子が救われるのかわわからないが。今できるのはこんな事しかない。






影山さんが私を養女に迎えたいと言ってきた、驚いて声が出ない。目をぱちぱちさせていると
私をやさしく見つめて、ゆっくりと考えるといい。と言ってくれた。


すごくうれしい
今すぐにでもはい、と返事をしたかった。だけどまた裏切られたらどうしよう…と影山さんはそんな人じゃないってわかっているのに体が拒絶している。



「おやすみ」

「影山さん、一緒に寝てください…」

「…あぁ」



影山さんのぬくもりを感じながら私はゆっくりと眠りについた。







夢をみた 幸せな夢。

大きな家に、広い庭では私が笑っていたそして椅子に座ってコーヒーを飲みながら影山さんは私をみてやさしく微笑んでいる。大型犬が二頭私と影山さんに甘えてワンワン吠えている。

そんな 幸せな親子になりたい。










「ん…」

「おはよう◎」



起きてすぐ目に入るのは影山さんの姿。



「おはようございます」

「今日は何がしたい?」



そう言って夢で出てきたときのようにやさしく微笑んでいた。





20131216
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