我慢するのも大変だ

昨日影野が噂の転校生とキスをしてたらしい、俺より少し背の低い影野がぶるぶると震えながら円堂にへばりついていてキス如きで大袈裟だね~。

俺はというと、◎ちゃんを空き教室に連れ去って 壁に押し付けてるとこ。小さな◎ちゃんは 目をぱちぱちとさせながら俺を上目遣いで見てる。かわいーなー、本当なら 首筋に吸い付いてる 俺のものだって証拠をつけたいし 少しムチッとしてて気持ちよさそうな太腿を思いっきり触りたい、きっとCカップあるかないかの この胸を自分勝手に揉んだり吸ったりしてーなー。



「あ、飛鳥君...エッチな事考えてるでしょ」

「ん?俺はいつでも考えてるけど」

「...ばかぁ、ズボンが...!」



おっと、妄想だけでズボン越しにも分かるくらい勃ってたようだ。へらへら笑うと、◎ちゃんは まるで林檎みたいに真っ赤になって目を逸らす。うぶだねぇ。



「ね、少しだけ 俺の好きな事していい?」

「え... えっと...」


「俺のこと嫌い?」



我ながらずるい事を言った、わざとだけど。女の子はこう言えば大体言うこと聞いてくれるから、好きな子に意地悪言いたくなるのって 仕方ないだろ?皆、自分の好きな女の子の困った顔見て 興奮すんだからさ。



「もお、なんで飛鳥君!」

「ははは ごめん、ついな」


「...嫌いだったらこんな所についてこないよ」



もじもじと上目遣いで、誘われてるのかと錯覚するくらいに ソソる。◎ちゃんの 手首にキスした。



「っ!」

「びっくりした?」

「...ちょっとだけ」


「じゃあ、ここは?」



左手薬指の一番先っぽ、深爪になってるそこをちろっと舌でなめた。「なっ、なにす...」だって、焦っちゃって。本当に可愛い声出すよな、◎ちゃん。



「うーん じゃあ、ここは?」


「ゃ...っ ら」



耳の近くにわざと音をたててキスすれば足がガクッとなる◎ちゃん、林檎みたいな顔をみて 気分が良くなる。俺にそんな顔させられてんのに、まだ意地張って うるうるさせた目で俺を睨んでる。「学校でこんなとこにキスしたらダメ...!」なんて、その顔で言われてもなぁ...?



「じゃあ、どこならいいの?」

「え どこって、それ...は...」


「ん? 言ってみて どこがいいの?」



言いやすいように、唇の輪郭を俺の人差し指で撫でた。それでも◎ちゃんは黙ってる。



「もう俺練習行かなきゃだから、キスはお預けだなー」


「ま、まって」


「ん?」



また沈黙。

そんなに恥ずかしのか、今日何回目だろうか。いや何回でもいう 可愛いなぁ。「それじゃ、俺は行くから」わざと素っ気なく言ってみたら。学ランの裾を引っ張られた。



「唇、に キスしてほし...い」



目は合わせてくれなかったけど、超絶ムラムラしたから ◎ちゃんの唇に思いっきりかぶりついた。




20180306